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思わずスマホを投げそうに! iOS『ライデン レガシー』でタッチパネル弾避けの限界に挑戦
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思わずスマホを投げそうに! iOS『ライデン レガシー』でタッチパネル弾避けの限界に挑戦

2012-12-06 20:01
    iOS『ライデン レガシー』01


    セイブ開発から1996年に販売され、ハイスコアアタックの熱さからいまだにシューターの間では高い人気を誇る縦スクロールシューティングゲーム『ライデンファイターズ』。

    その『ライデンファイターズ』シリーズをひとつにまとめたiOSアプリ『ライデン レガシー(Raiden Legacy)』が、App Storeで12月4日に配信されました。

    個人的にも、2008年にサクセスから発売されたXbox 360用ソフト『ライデンファイターズ エイシズ』でハマってしまった本作。さっそくプレイしてみましたので、以下でそのインプレッションをお届けします。
     

     
    iOS『ライデン レガシー』02


    アプリには『ライデンファイターズ(1996年発売)』と『ライデンファイターズ 2(1997年発売)』、


    iOS『ライデン レガシー』03


    そして、『ライデンファイターズ JET(1998年発売)』と『雷電(1990年発売)』の4作品が収録されています。


    iOS『ライデン レガシー』04


    『ライデンファイターズ』の魅力はたくさんありますが、中でも自機として選択できる機体の豊富さはシリーズの特徴のひとつになっています。原作に登場した機体はきちんと収録されているようなので、かつて空を駆けたあの愛機と共にまた戦地へと向かうことができます。


    iOS『ライデン レガシー』05


    『雷電』シリーズはいわゆる「弾幕シューティング」ではない、オーソドックスなタイプのシューティングゲーム。そのため弾の量自体は比較的少ないですが、その分、弾が猛スピードでこちらに飛んで来たりします。携帯機の小さな画面でのプレイに少し不安もありましたが、グラフィックは原作の2Dグラフィックが綺麗に高解像度化されているので、プレイ中に敵や弾の判別に困ることはありませんでした。この点は、素直に評価できると思います。


    iOS『ライデン レガシー』06


    『ライデンファイターズ』シリーズは「パワーアップアイテム」や「ボンバーアイテム」、そして連続ゲットで育てる「ボーナスアイテム」の勲章が次々に出現してくるなど、シューティングの中でもかなりスピードが求められるゲームシステムになっています。タッチパネルによる自機の操作はよく工夫されていますが、やはりパッドやスティックの操作性と比較してしまうと、プレイしていてもどかしくなる場面もありました。


    iOS『ライデン レガシー』07


    特に、『ライデンファイターズ』シリーズのハイスコアを狙う上で必須テクニックの「かすりボーナス」を狙うのは至難の技......。まあ、私はスティック操作でもよく敵弾に当たって撃沈していたので、ここは気にしないことにします。


    iOS『ライデン レガシー』08


    1990年に発売された初代『雷電』も収録。『ライデンファイターズ』シリーズよりもこちらの方が全体的なゲームスピードは遅く、プレイ感覚はとても良好です。

    まとめますと、

    ■グラフィック面での移植度はかなり高い

    オプション設定が異常なほどに豊富だったXbox 360版『ライデンファイターズ エイシズ』と比較すればさすがに見劣りしますが、それでもスマートフォンのゲームとしてはかなり高い再現度だと思います。


    ■操作性は少し難あり、しかしタッチパネルの限界も

    アプリには「ファースト タッチ」「アーケード タッチ」という2種類のタッチモードが用意されていますが、やはりXbox 360『ライデンファイターズ エイシズ』にハマったシューターとしては操作性に関して少し戸惑う場面がありました。これは移植度というよりも、『ライデンファイターズ』シリーズのスピード感溢れるゲーム性とタッチパネルとの相性の問題のような気がします。

    そもそも『ライデンファイターズ』の操作性は本来、「スティックを三和にするのかセイミツにするのか」といったレベルで語られるべきで、アプリの出来が良いだけにシューティングにおけるタッチパネル操作の限界も感じさせられました。

    個人的にタッチパネルは「弾幕シューティング」との相性はなかなか良いと思っているので、タッチパネルに最適化した操作モードなど、今後のシューティングアプリ開発の進化にも期待したいです。


    ■普通に面白い! 『雷電』シリーズ入門作としては合格点の出来栄え

    ボリューム的には4作品収録されているので、この価格はかなりお得だと思います。個人的には、いつでもどこでも手のひらの中で『ライデンファイターズ』がプレイできるというだけで十分嬉しいですね。 『雷電』シリーズ入門作として、ぜひプレイしてみてください。


    iOS『ライデン レガシー(Raiden Legacy)』は、DotEmuからApp Storeで配信中です。価格は450円で、対応端末はiPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch(第4世代)、iPod touch(第5世代)、およびiPad。対応OSは、iOS 4.3以降となっています。

    また、Android『ライデン レガシー(Raiden Legacy)』もGoogle Playで配信中。価格は450円で、Android 2.3.3 以上対応です。

    © DotEmu


    Raiden Legacy[iTunes]
    Raiden Legacy[Google Play]

    (ロココ試作型)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/12/raiden_legacy.html
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