今回の美術のお時間は、ちょっと和風な扇子アートです。
本日ご覧いただきますのは、アメリカ在住の20歳の女学生SarurunKamuiさんによる、日本の扇子に絵を描いた作品の数々。
しかしコレ、ただ単に扇子に絵を描いただけではありません。なんとそこには『ポケモン』、『大神』、『風ノ旅ビト』といったゲームのキャラクター達が描かれているのです。なにはともあれ、以下のギャラリーでチェックしてみてください。
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扇子だけに良いセン......とか別に言いませんけど!
deviantARTのページよりますと、オレゴンにお住まいだというSarurunKamuiさんは、2010年の夏に1ヶ月半ほど交換留学生として、日本に滞在されたコトがあるそうです。おそらく、その時に「和」を表現するアイテムである扇子を目の当たりにし、彼女の好きなゲームのキャラクターを描くことを思いついたのだと思われます。
ギャラリーでは『ポケモン』のウインディ、エーフィ、ブラッキー、ホウオウ、ルギア、『風ノ旅ビト』の主人公、『大神』のアマテラスが梅や波、または桜吹雪といった浮世絵っぽい背景に添えられた姿などが描かれています。何より線描が水墨画っぽいのがジャポニズムな雰囲気です。
2歳の頃より、独学で絵を描き続けているという彼女ですが......これらの扇子アートは、学校の宿題なんぞハナから出されてない体で、ナチュラルにシカトして描いてしまったとコメントしておりました。
これで侘び寂びの空間使いと、画力がさらに上達すればカンペキでしょう。しかし、まだまだピチピチのハタチ。これからの活躍にも期待です。
ちなみにですが、SarurunKamuiさんはEtsyにて、アマテラスの缶バッジやポスターなどを販売しています。扇子は軒並み売れてしまったようですが、「コレで日本での留学体験の成果が実った」と喜んでいるご様子。
これからも日本ラヴで、制作ガンバっていただきたいですネ!
These Video Game Fans Are Gorgeous[Kotaku]
(岡本玄介)
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