もはやコスプレというよりも、「着るオートボット」。
製作者が元エンジニアというのにも納得! そんなメカニカルなギミック満載の『トランスフォーマー』コスチュームを制作したのは、マーク・デレペンチニさん。
「子供の頃からコスチュームの制作を行っていた」と語る筋金入りの技術系コスプレイヤーであるデレペンチニさんですが、ご紹介のコスチュームは日に2時間の製作時間を費やし、約2年をかけてコツコツと制作されたものだそうです。
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メタリックに輝く『シルバーボルト』のコスチュームは、身長2.1メートルほど。重さはそれほどでもないそうですが(ホントか!?)、やはり1人での着用は難しいようで、ご友人の手を借りながら数人がかりでの着用となります。
製作費は2000ドル(約20万円)ほどだったという「着るオートボット」は、背面の放熱板やブースターの起動、瞳の可動や各部の点滅などなどのギミックに加えて、マニピュレータが電動で動くんです。
しかも、これほどのコスチュームを制作するにあたって、設計図を書かず「頭の中にあるトランスフォーム魂」のおもむくままに完成させたというんですから、驚かされます。もちろん、エンジニアとしての技術力があって初めて可能となる完成度だと思いますが、こうして実際にガシガシ動くロボットの中に入れるという感覚は「男の子魂」に火をつけれますよね。
デレペンチニさんの次のプロジェクトは、自動車からオートボットへ変形可能な『マツダ・風籟(ふうらい)』のコスチュームなのだとか。手動で変形させる「セルフ・トランスフォーム」式のスーツになる予定だそうですが.......そんなことが可能なの!?
[Via.Geeks are Sexy]
(キネコ)
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