夏らしくなって、今年の夏コミもいよいよって感じですね
前回のコミックマーケット83ではベータ版として公開されていた『コミケWebカタログ』。コチラの正式版が5月31日のサークル当落発表に合わせてリリースされました。
恐らくベータ版の利用ユーザーは望んでいたであろう企業ブースページや、マップ印刷機能など新しく追加されるだけでなく、コスプレイヤー向けのページなど全く想像もしなかったページも用意されています。そこで今回の正式版にどんな機能やサービスが用意されているかまとめてみました。
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■基本的な機能
サークルを探す際、従来の冊子カタログのようにサークルカットから検索できるのはもちろん、配置マップより検索することが可能です。お気に入り追加したサークルのリストをpixivと連携させたり、DVD−ROM版のカタログと連携させることも可能で、前回までの機能がしっかりと引き継がれています。
■企業ブースページなど新機能が追加
春のイベントで配られたフライヤーによると、企業ブースに関する情報が見られるようになるそうです。今まで「企業ブースパンフレット」を手に入れられなかった方も事前に確認することができるようになったんですね! さらに会場MAP、サークル情報の印刷も可能で、マッピングした「自分だけのお宝地図」の作成もできるとのこと。これらの機能は7月中旬に提供されるそうなので、期待しましょう。
また現在コミケWebカタログはPCのみの公開ですが、今後は外部端末を通じて、カタログを持ち出すことができるそうです。この機能に関しては準備が整い次第、順次公開とのこと。
■コミケコスプレコミュニティー
現在「コミケコスプレコミュニティー」というページが開設されており、現在コスプレイヤー登録を募っている模様です。登録することで準備会からの案内、当日の参加サポート情報の閲覧、更衣室先行入場モニターへの応募、他コスプレSNSサイトとの連携など可能になるのだとか。
先ほどのフライヤーによれば、レイヤーさんは「何日にどんなキャラクターをやるか? 当日はどのエリアに居るか? などの『コミケ当日』に関する情報を簡単に公開すること」ができます。この情報は一般参加者の人も見ることができるようなので、チェックしておけば、気になるレイヤーさんと出会えるかもしれませんね。
■課金サービスの開始
前回は完全無料でユーザに公開されていましたが、今回より課金サービスが追加されています。案内ページによると、サークル検索などのカタログの本質的な部分は課金なしでも利用できるそうですが、今後公開される予定の「印刷機能」や「データダウンロード機能」を利用するには、課金サービスを利用する必要があるそうです。
■開発者向けにAPIが公開
ROM版のカタログが登場し、昔はWindowsCEが搭載されたシグマリオンやPDAにMAPデータを入れて持ち歩く人がいました。現在ではiPhoneやAndroidでカタログが見れるアプリも公開されています。
今回、正式版のリリースに伴い、コミケWebカタログのAPIを利用したアプリ開発ができるようになっています。ユニークなアプリを開発したいと思っている方はこちらのページより問い合わせ可能です。
まだ公開されていない機能もあるそうですが、これからのコミケの流れを変える気がします。ユーザー登録すれば誰でも体験することができるので、まずは一度アクセスしてさわってみてはいかがでしょうか?
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[Comike Web Catalog]
[Comike Cosplay Community]
課金サービスのご案内、開発者向けページ[コミケWebカタログガイド]
(佐藤カズユキ)
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