70～80年代世代ならドンピシャ！ 超絶リアルなギーク・アート

今回の美術のお時間は、超絶技巧で描くギークなペインティングです。

実はここ数年、アートの世界において、写実画が密かな人気を呼んでいるというをご存知でしょうか？　抽象的でカタチがデタラメな絵ではなく、写真のように精密で、まるで目の前に本物が存在しているように観える、超リアルなペインティングが写実絵画です。

そんな写実の波が、アニメやゲームのキャラクターを描くCGの世界にもやってきたようです。そのスゴ腕を披露しているのは、アーティストのデイヴ・ラポーザさん。 では早速、以下のギャラリーで超リアルなペインティングの数々をご堪能ください。

　

デッサンがシッカリしているだけでなく、ライティングと陰影の使い方がドラマティック！ 『ダークソウル』や「アキラ」の鉄雄、「魔界伝説・ヒーマンの戦い」のスケルター、さらには「キャッ党忍伝てやんでえ」の主人公ヤッ太郎なんて涙が出るほど懐かしいですが、皆さん憶えていますでしょうか？　

アニメやゲームで育った30代～40代のオッサンには、どれも忘れかけていた少年時代を思い出させてくれるモチーフばかりですよね。 特にご注目いただきたいのは「ニンジャ・タートルズ」のラファエロとミケランジェロのカメ肌の質感！　数ある西洋古典絵画であっても、ここまでカメの表皮をザラっと描ききった巨匠はいなかったことでしょう。

下記のリンクからは、ラポーザさん個人のウェブサイトに飛べます。さらなるギーク・キャラたちのアートワークや、お絵描き動画などがポストされていますので、かなり楽しめると思いますよ！


 Dave Rapoza ［Site via Kotaku］

（岡本玄介）