かつてはボクらの家にもあった、懐かしのロボットたち。はたして買い手はつくのか? 日本ではあまり馴染みがありませんが、Kotaku JAPANの記事にもたびたびその名が登場するクラウド型 投資サイト「Kickstarter」。 企画に賛同してくれた人達から資金が寄せられるのは、大変すばらしいコトではありますが...中には、このサイトから援助を貰えず泣く人もいるようです。
今回のゲーム・クリエイターさんもそんな一人なのですが、カレの資金調達方法は、そのサイトに頼らないユニークなモノとなっております。そのために泣く泣く手放したコレクションとは?
すでに記事タイトルとトップ写真でネタバレしちゃっていますが、フィンランドのディベロッパーであるペツクさんが、開発費用のために犠牲とするのは...ずっと大事にしていたオモチャ「トランスフォーマー」の古いコレクション。ペツクさんはこれまで20年もの間、ゲーム開発スタジオに勤めており、かつてはTPSゾンビゲーム『Dead Nation』や、PS Vita用シューティング『Super Stardust』などにたずさわってきたエキスパート。
しかし今、カレは独り立ちしてインディー・ゲームを作ろうとしているんです。そして「Kickstarter」の無いフィンランドで、その開発費を捻出するためにとった策が、150体にもおよぶオリジナル「トランスフォーマー」を、オークション・サイトのebayで売却するコトだったワケです。しかも、このコレクションはすべて、ディスプレイ専用か収集が目的だったので、ドレもが新品同様にして、すべてのパーツもシッカリそろっているのです。なので手放すときの哀しみは、きっと想像を絶するモノなのでしょうね。
ペツクさんが作ろうとしているのは、『F-ZERO』や『ワイプアウト』などの近未来レーシング・ゲーム。そしてオークションの開始値は6600ドルからとなっています。カレを応援するために、ドーンと出資しても良いという気前の良い方、ぜひとも救いの手をお願いします。
下のリンクより、そのほかサイバトロンになったマクロスの写真や、ペツクさんの切実な訴えが読めるようになっています。ソチラもどうぞ。
Petsku's Transformers Sale [eBay via Kotaku]
(岡本玄介)
コメント
コメントを書く記事主さん、「マクロス」と書かれているものは、もしかして初代トランスフォーマー(通称「G1」)のジェットファイアー(日本名:スカイファイアー)ではありませんか? 初代マクロスに登場するVF-1バルキリーの玩具を流用したものなので見間違えるのも仕方ありませんけど・・・。
でも、「マクロス」ではなく、スカイファイアーやバルキリーと書かれていれば可愛い間違いですが、バルキリーとマクロスすら取り違えると、バカにされかねいので気を付けてくださいね?。
それにしても、これだけ揃えてあるのはスゴイなぁ・・・日本版パッケージの商品すら入ってる