2011年2月に掲載した記事ですが、もっぺん! リベンジ!
ポケモンシリーズの最新作『ポケットモンスター X & Y』が発表されましたねー。思えば1996年2月27日にシリーズ第一作『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されたわけで、ポケモンも長い道のりをのしのしと歩いてきました。
モノクロの初代ゲームボーイで『ポケットモンスター 赤・緑』もプレイしていた人も、もうお父さんやお母さんになっていることでしょう。今は子供と一緒にポケモンでコミュニケーションをとっている人もいるのでは?
というわけで初代『赤・緑』から懐かしのCM映像を並べてみました。昔からのファンも、あまり詳しく知らない人も、続きで『ポケモン』の歴史をおさらいしましょう!
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『ポケットモンスター 赤・緑』
ゲームボーイ用ソフトとして1996年2月7日発売。内容が少しだけ違う2バージョンでの発売、通信機能による対戦、交換などの画期的な機能を搭載し、現在の携帯ゲームブームの原点とも言える作品でしょう。
この時点でポケモンの種類は、イベントなどで限定的に配布された「幻のポケモン・ミュウ」を含めて151種類。筆者含め、当時の小学生の間で爆発的な人気となり、その後アニメ、玩具など世界規模のフランチャイズへと成長しました。
バージョン違いの『青』が1996年10月15日にコロコロコミック誌上限定で発売(その後1999年10月10日に一般向けにも発売)、『ピカチュウ』バージョンが1998年9月12日に発売されました。
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『ポケットモンスター 金・銀』
ゲームボーイカラー対応で1999年11月21日発売。前作よりもポケモンが100種類増え、合計251種類に。今回の舞台はジョウト地方ですが、クリア後には前作の舞台であるカントー地方にも行けるという、当時の子ども達にとって大きなサプライズが。
ポケモンの性別、色違いポケモン、時間の概念、ポケルスなどゲームシステム面でも進化がありました。ポケモンがアイテムを持てる、新タイプ「あく」「はがね」の追加、「とくしゅ」ステータスが「とくこう」「とくぼう」にわかれるなど、さらなる戦略性が求められる変化も。
『クリスタル』バージョンが2000年12月14日にゲームボーイカラー専用で発売され、こちらは携帯電話を利用した通信にも対応しました。
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『ポケットモンスター ルビー・サファイア』
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして2002年11月21日発売。ポケモンの種類は386種類にまで増えました。
本作の舞台はホウエン地方。ダブルバトル、タッグバトルなどの新ルールに加え、ポケモンの個性をより強くする「せいかく」や「とくせい」の概念が加わりました。
バトルフロンティアなどの要素を追加した『エメラルド』バージョンが2004年9月16日に発売。また、この世代では初代『赤・緑』のリメイク版である『ファイアレッド・リーフグリーン』も2004年1月29日に発売されました。
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『ポケットモンスター ダイアモンド・パール』
ニンテンドーDS用ソフトとして2006年9月28日発売。シンオウ地方を舞台とした本作では、493種類のポケモンが登場しました。
タッチスクリーンによる新インターフェース、Wi-Fiコネクションを使用した世界中のポケモントレーナーとの通信交換や対戦など、ニンテンドーDSのハードの新機能を活用した進化が見られました。ゲームシステムでは、ポケモンの技ごと「ぶつり/とくしゅ」が設定されるなどさらなる戦略性の飛躍も。
一部エピソード、バトルフロンティアなどが追加された『プラチナ』バージョンが翌年の2008年9月13日に発売。さらに2009年9月12日には待望の『金・銀』リメイクである『ハートゴールド・ソウルシルバー』も発売されました。
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『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』
2010年9月18日にニンテンドーDS用ソフトとして発売されました。イッシュ地方の153種のポケモンが加わり、合計646種類にまで膨れ上がりました。
最初のエンディングを見るまで基本的に新ポケモンのみが登場し、古くからのファンも新鮮な感覚でプレイできます。また、「Cギア」「ハイリンク」などで通信機能も大幅に進歩したほか、「ポケモングローバルリンク」を使ってパソコンとの連携も可能に。「トリプルバトル」「ローテーションバトル」という新たな戦闘ルールも追加されました。
今回はマイナーチェンジ版が発売されないという噂もありましたが、開発元ゲームフリークの増田順一氏はそれを否定しています。
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『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』
2012年6月23日に登場したニンテンドーDS用ソフト。当時の市場はすでに3DSへと移行していましたが、ユーザー数の多いニンテンドーDS用としてリリースされたのがポイントかと。ナンバリングされていますが、そうか、これは『ポケットモンスター X & Y』の布石だったのか...。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の2年後となるイッシュ地方が舞台。過去シリーズのチャンピオンたちと戦えるポケモンワールドトーナメントが燃えましたね!
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こうして『ポケットモンスター』の歴史を振り返ってきましたがいかがでしたでしょうか。オリジナルの記事を書いたニール太平は以下のように結んでくれました。
小、中、高、大学、社会人とリアルタイムで『ポケモン』を体験してきました。ある意味で『ポケモン』の歴史はある意味で自分の成長に重なりますね。
小学校の転校前に、友達みんなで僕のポケモン図鑑完成を助けてくれたこと(でもたしかオムスターだけなくて149匹どまり)。『金・銀』が発売当日に買えなくて、次の入荷まで待たされた一週間の長いことといったら...。こうして振り返ると様々な記憶がよみがえってきました。
いいね! 人とゲームに歴史ありだね! さあそして今年の秋には『ポケットモンスター X & Y』が登場です。昨日の「ポケモンダイレクト」を見ていたKotaku JAPANスタッフ陣の反応は...。
ニール太平: XとYってことは染色体?
ながたに: でしょうね。
ニール太平: メスとオス的な
傭兵ペンギン: Cold Playだ!
haruYasy: フォッコたんの擬人化薄い本はよ
haruYasy: あれ・・・? ふとおもったんですけど
haruYasy: ブラックとホワイトシリーズの・・・なんていうか、グレー的なタイトルはないんですね
ながたに: あー。
ながたに: X軸 Y軸説も。
haruYasy: ポケモン板にフォッコ萌えスレが立ってるwwww
ながたに: はやいwww
2ちゃんねるの真価を見ましたw
伝説と新御三家も公開!? 新作『ポケットモンスター X & Y』が発表に(ギャラリー、動画あり)[Kotaku JAPAN]
[ポケモンダイレクト]
(ニール太平・武者良太)
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