古代ギリシャ筋肉アクションin宇宙
古代ギリシャの長編叙事詩『オデュッセイア』がワーナーで映画化されることが明らかになりました。過去に『オデュッセイア』は何度か映画化されていますが、今回は宇宙を舞台にした『宇宙オデュッセイア』となるようです。
詳細は続きからどうぞ。
『オデュッセイア』をご存知無い方のために簡単な解説を。『オデュッセイア』は、古代ギリシャの詩人ホメロスによって作られた(とされる)長編叙事詩。トロイア戦争の英雄オデュッセウスが、戦争後、故郷に帰るまでの10年の放浪生活を描くストーリーです。
オデュッセウスがサイクロプスの目を抉って殺したり、彼の留守の隙に彼の妻に遺産目当てで求婚してきた悪漢40人を知力と筋力でブチのめしたりするシーンなどなど、古代ギリシャのハード・アクションが盛り沢山な作品。主人公の鍛えあげられた筋肉に敵が驚くなんていうシーンもあったりします。要するに古代ギリシャの筋肉ファンタジー!
そして、海外のエンタメサイトDeadlineによれば、映画会社のワーナーはこの『オデュッセイア』の舞台を宇宙に移したSF映画の製作を決定。新人脚本家、ジェームス・ディラポさんを雇って現在脚本を製作中なんだそうです。
以前、同じホメロスの長編叙事詩『イーリアス』の映画版『トロイ』で主演を務めたブラッド・ピットさんが参加するという話があったのですが、どうやら今のところブラッド・ピットさんは今回の映画から外れている模様です。それ以外の情報は今のところ不明。
ストーリーも明らかになってはいませんが、勝手に想像するに、宇宙での戦争後、仲間の裏切りで宇宙ステーションに取り残されてしまった宇宙海兵隊員の主人公が、母星に帰る途中で一つ目エイリアンの目を抉って殺したり、彼の留守の隙に彼の妻に遺産目当てで求婚してきた宇宙の悪漢40人を知力と筋力でブチのめしたりするお話になることでしょう。
一体いつ完成するかはまったくわかりませんが、古代ギリシャ&筋肉映画ファンとしては期待するしかない作品。とにかく、また新しい情報が入り次第お伝えします!
Warner Bros Moves Forward With Space-Bound 'The Odyssey'[Deadline via io9]
Polyphemus[Wikipaintings](画像)
(傭兵ペンギン)
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