スウェーデン発の映画『アントボーイ』は、不思議なアリに噛まれた男の子がスーパーパワーを手に入れ、「アントボーイ」というヒーローになる、コメディ作品。
この設定、どこかで見たような......? という気もしますが、こちらはトロント国際映画祭でも上映される作品で、なかなか楽しい映画に仕上がっていそうです。
ではさっそく、以下から予告編をご覧ください!
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虫に噛まれたことでスーパーパワーを手に入れるというプロットは、まんまスパイダーマンの少年版といった印象ですが、実はれっきとした原作付きの映画化。Kenneth Bogh Andersenさんの同名コミックは、現地ではとても人気が高いのだとか。
そんな映画、『アントボーイ』でアリの能力を覚醒させるのは、内気な12歳の少年ペレ。彼の唯一の友達、漫画オタクのウィルヘルムの助けを借りて秘密のアイデンティティを開発していくあたりには、キッズ映画らしい描写にあふれています。また、予期できぬ自分の能力に戸惑う描写という、お約束の演出の中にも、ギ酸で小便器を溶かしてしまうなどのコミカルな要素が満載です。
小さくたってヒーロー映画ですから、ヴィラン(悪役)ももちろん登場します。フリーという名前のヴィランのモチーフは、なんと「ノミ」。その名前の通り、ちょっと太めでも、すごい跳躍力を秘めています。
はたして、アントボーイはフリーにさらわれた初恋の女の子を救い出すことはできるのでしょうか? アントボーイの能力にも、隠された謎とかありそうです。
映画の初お披露目となる第38回トロント国際映画祭は、クリント・イーストウッド監督/主演の名作を渡辺謙さん主演でリメイクした、『許されざる者』が特別上映部門に正式出品されたことでも話題になりましたよね。
映画『アントボーイ』はニンバス・フィルムによる製作、10月3日にスウェーデンで公開予定。日本での公開は、現在のところ未定です。
ANTBOY Trailer | Festival 2013 [YouTube]
[Nimbus Film]
[antboy]
[kennethboeghandersen.dk]
(キネコ)
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