刻むぜヨガのビート。
燃えつきるほどヒートな今日この頃。「夏バテ」してませんか? じつは、夏バテには身体の意外な機能も関係しているようです。それが「呼吸法」。
「息が苦しいので吸う息が大きくなる→吐く息はため息のように短くなる→吸った息が血液に吸収されず酸素を取り込めない→血液の循環が悪化し、血液も酸化しやすくなる→疲れがたまりやすくなる→ふるえるぞハート→胃腸も弱り食欲もなくなる」
という悪循環に陥ってしまうとか。さらに過呼吸による呼吸器の疲労や、体内の熱が発散されず眠りが浅くなって疲れが抜けない、という事態にも!
というわけで、Glittyがお届けする夏バテ防止に効果のあるヨガ呼吸法をご紹介します。『地獄○柱』を昇り切らなくても簡単にマスターできるぞ。
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イルチブレインヨガの「脳呼吸」
1. 背筋を伸ばして座り、肩の力を抜く
2. 深呼吸を繰り返し、心と身体をリラックスさせる
3. 百会(ひゃくえ。頭の頂上のツボ。左右の耳の穴を結ぶラインと眉間の中心から頭頂に向かうラインが交わる点で、指で押すと柔らかくへこむところ)に集中し、心の中で静かに百会を呼ぶ
4. 百会に意識を集中させ、百会が大きく開いてエネルギーが入ってくるのをイメージしながら息を吸い込む
5. 息と一緒に頭に滞っていたエネルギーが抜けるのをイメージして口から「ふ~」と息を吐く
6. 吸うときは入ってきたエネルギーが脳をきれいに洗い、吐くときは滞っていたエネルギーが口から出ていくと想像しながら呼吸を繰り返す
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ヨガの夏の呼吸法「スイッタリー」
1. 楽な姿勢で座る
2. 舌をストローのように丸め、口から少し突き出す
3. 「シー」という音を立てて口から息を吸い、4~5秒くらいで舌を戻して息を止める
4. 8~10秒くらいかけて、両鼻の中心で息の流れを感じながら静かに息を吐く
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あり得ないほどの若さとか、座ったままの姿勢で膝でジャンプできるようにはなりませんが、「脳呼吸」をすると体内の各臓器に新鮮な酸素がいき渡って、疲れがたまりにくくなったり体力がアップしたりと夏バテ防止になりますよ!
photo by ThinkStock by GettyImages
吐く息が短い人は夏バテしやすい!? 猛暑を乗り切るための「ヨガ呼吸」[Glitty]
(ロバーツ町田)
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