5センチメートルより進んだ、6分40秒。新海­誠監督の短編アニメ『だれかのまなざし』がYouTubeで全編公開

平野文さんによる落ち着いた語り口に、いとも簡単に心の扉をこじ開けられます。

2月に公開された新海­誠監督の短編アニメーション『だれかのまなざし』が、YouTubeのPROUDCHANNELで無料公開されています。以下より、ご覧ください。
　

【大きな画像や動画はこちら】

　

こちらの約6分40秒のショートフィルム『だれかのまなざし』は、野村不動産グループ「プラウドボックス感謝祭」のシアター映像として制作されたもの。5月には映画『言の葉の庭』との同時上映も行われました。

視点をどの登場キャラクターにおいて観るかによって印象が変わる作品で（私の場合は当然、父親になります......）、余計な説明を省略した構成のため、短編とはいえストーリーとして語られる時間軸は長く、とても深い味わいある内容になっています。

新海­監督が得意とする繊細で詩的な風景描写、そして近未来のテクノロジーを感じさせる世界観も、不動産という、商品サイクルが長く日常生活に密着したテーマと合っていますよね。

劇中に挿入され、鑑賞後にじんわりとした余韻を残す主題歌『それでいいよ』のミュージックビデオ（ショートバージョン）もSony MusicのYouTube公式チャンネルで公開されているので、ぜひ合わせてご覧ください。

Copyright (c) Makoto Shinkai / CoMix Wave Films All Rights Reserved.

だれかのまなざし［YouTube via Other voices-遠い声-］
和紗　『それでいいよMV (Short Ver.)』［YouTube］

（ロココ試作型）

関連記事

RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/09/short_film_makoto_shinkai.html