氷の世界の車窓から、今日は映画『スノーピアサー』のフランス版予告編をご覧ください。
キャプテンアメリカでおなじみのクリス・エヴァンス主演、韓国の鬼才ポン・ジュノ監督が初めてインターナショナルキャストを起用し、製作したディストピアSF列車映画『スノーピアサー』が、2014年2月7日（金）に公開されます。
本作は監督が惚れ込んだフランスのグラフィックノベルが原作ということもあり、フランスでは30日からハリウッド大作に匹敵する規模で大々的に公開される模様。そこで今回は、インターナショナル版とは違った味わいのある、フレンチな（？）かっこ良さに満ちたフランス版予告編をご紹介します。
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インターナショナル版に比べるとテンポが速く、アクション描写などのわかりやすいシーンが多く選ばれており、エンターテイメント性が強調されている印象です。
中でも、厭味が固まってできているかのような暴君メイソン（ティルダ・スウィントン）の顔芸はインパクト大。実に心の底からムカつくキャラクターとなっていて、ティルダ・スウィントンの演技には脱帽です。
さらに、同じくポン・ジュノ監督が手がけた『グエムル-漢江の怪物- 』にも出演したコ・アソンの姿が要所要所で見られるのも印象的。怪物に襲われた次は列車に閉じ込められたわけか......と、ポン・ジュノ作品での彼女の役柄はやや不憫にもなりますが、本作でも素晴らしい少女演技を見せています。
各種予告編を見ていくと、日本版の予告編がどうなるかも気になるところ。チャーミングなコ・アソンにも登場してほしいですが、やはりナムグン・ミンス役を演じる韓国の名優、ソン・ガンホに焦点を当てた映像に期待せざるを得ません。
『スノーピアサー』は2014年2月、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。
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Snowpiercer Final French Trailer (2013) - Alison Pill, Tilda Swinton Movie HD［Youtube］
［『スノーピアサー』公式サイト］
（スタナー松井）
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