惑星の存亡をかけたビール争奪戦を描く、壮大なファンフィルム『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』が、ついに帰ってきました!
以前にご紹介した予告編に続き、VFXアーティストのマイケル・コックスさんが満を持して公開した全長版『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』は、約30分の充実した内容。
期待を裏切らない完成度に、冬でもビールが飲みたくなること間違いありません!
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それは孤独なジェダイの物語......。
つらい旅路の末に、故郷の星に帰ってきた1人のジェダイ、マーヴ・ブッシュワッカーの目的は「琥珀色の液体」として知られる、至上の飲み物で喉の渇きを癒すこと。宇宙全土に知られたその飲み物とは、もちろんビール!
しかし邪悪なジェダイ、ダース・ドロンゴに支配されている彼の母星では、ビールは全てドロンゴの手によって牛耳られていました。すっかり乾ききった惑星へと変貌している故郷をダース・ドロンゴの魔の手から解放するため、REBELと呼ばれる反乱軍やブラウン隊のリーダー、アイス・ピータースらと手を組み、マーヴはダース・ドロンゴに立ち向かいます。そう、全ては悪のジェダイの手から、ビールを取り戻すために!
『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』の見どころは、なんといっても緻密に構想されたコンセプト。ロケの行われたノースストラドブローク島やスタートストーニー砂漠の景観もスター・ウォーズの世界観になじんでいますし、「インコム A−51 バトラー」や、マーヴの乗る「BS−16 The Thirsty Bastard(「喉の渇いた野郎」という意味!)」などの様々のメカニック、UNYIPと呼ばれるクリーチャーなど、プロップにいたるまで全てがオリジナル・デザインによって書き起こされています。
さらに、プロトコル・ドロイドなのに2ヶ国語しか話せない「ブルーウィー」やアストロメク・コンパニオン「X4−VB」など、C−3POとR2−D2を彷彿とさせるコミカルなドロイド・コンビの存在もしっかりとフォロー。構想から10年を費やした『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』は、非公認ながらも、もう1つのスター・ウォーズとして申し分ない世界観が構築されています。
予告編公開の頃から話題を呼んでいた『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』は、制作者のマイケル・コックスさんがテレビやラジオでのインタビューを受けている他、チャリティー・イベントでの上映会が催されるなど、積極的な活動が行われているようです。
J・J・エイブラムス監督による『スター・ウォーズ エピソード7(仮題)』の公開を2015年にひかえる今、オーストラリアが生んだ「もう一つのスター・ウォーズ」を味わうのも、ファンにとっては魅力的なひと時。
もちろん視聴の際は、ビールを飲みながら!
image via. Star Wars Downunder Australian Fan Film Michael Cox
Star Wars Downunder Fan Film [YouTube]
The Film [Star Wars Downunder - An Australian Fan Film Directed by Michael Cox]
(キネコ)
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