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脊髄性筋萎縮症という、筋肉が萎縮していく病気を患っているイギリスのゲーマー、リーさん。昔からゲームが好きだったリーさんですが、段々と筋力が低下し、大好きなゲームが遊べなくなった時には「自分の存在の大きな一部が無くなった感じがして落ち込んだ」そうです。
でも、イギリスのチャリティー「Special Effect」のおかげで、症状を抱えたままでも『グランド・セフト・オート V』をプレイできるようになりました。
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アナログスティックを顎で操作し、僅かな筋力でも押せるように非常に軽いボタンのついたコントローラーを指で押すことで、ゲームが出来るようになり、リーさんは『GTA V』もクリアすることが出来ました。
「ゲームの中では、病気のせいでできないことでも出来るんだ。サッカーも好きなんだけど、『FIFA』のゲームでは兄弟と一緒にサッカーだって出来る」リーさんは、病状のせいで失ったゲームを遊ぶ楽しみを、チャリティーによって取り戻せました。
何らかの障害によりゲームがプレイ出来ない人をサポートするチャリティーSpecial Effectは、残念ながら今のところはイギリスでしか活動していないようですが、彼らの活動をサポートしたい方はSpecial Effect公式サイトへどうぞ。もっとこういったチャリティーが世界中で活動できるようになるといいですね。
[via Tim Schafer via Kotaku]
(abcxyz)
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