ロシア ファミコン デンディー

『ロボコップ 4』はT-1000型が主役です。

90年代初頭のロシアで爆発的ヒットを飛ばしたという、とてもグレーなニセ・ファミコン「デンディー」。 このコンソールが、他のどのゲーム機をも差し置いて魅力的だった点はただ一つ、企画やウワサの段階までは出ていたかもしれないけれど、実際には存在しなかったゲームの続編がすでに登場していたというコトです。 以下のギャラリーでは、そうした未来を先取りしまくった、ゲーム・カートリッジの画像をご用意しました。どれも香ばしいですよ!


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『ダブルドラゴン 4』や『魂斗羅 6』など、2011年になった今でも追いついていない続編が山盛りですし、イロイロ大目に見ても気になるのは『ストリートファイター 5』に描かれたカンガルー。どんなバトルを繰り広げてくれるのか、超気になっちゃいますね。

そして『チップアンドデール 3』とやらは戦場モノに首をすげ替えたデザインですし、『トップガン』だって、あたかも続きモノみたいな雰囲気です。『スーパー・ライオンキング』や1本で82本のゲームが楽しめるお買い得ソフトも、とにかく謎だらけで爆笑が止まりません。 こうしたニセ任天堂は、ハードだけが偽物で、ゲーム・ソフトは日本や北米から流通しているのかと思いきや...やっぱりソッチも全部パチもんだったのですね。

しかも所々に漢字が見られるというコトは、多くの発信地は4千年の歴史を誇るあの国からやって来た可能性がかなり高そうです。 そんなオチャメすぎるデンディーですが、ウェブサイトのDendyGamesには、1本で9999本のゲームが楽しめる究極のソフトや、『プリンス・オブ・ロシア』などなど、ツッコミどころが満載の画像がタップリと並んでいますので、ぜひとも訪れてみましょう。  


DendyGames [Dendy Games via Kotaku]

(岡本玄介)