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何度でも繰り返し見たくなっちゃうほど格好良い!

Street Fighter: Beginning's End』はファンが作った映像作品。ケンのカツラ(?) がしょぼいので、一見するとおちゃらけのパロディに思えるんですが、戦闘が始まったら目が離せなくなります。凄い迫力。波動拳にもエフェクトがかかっていたりと、手が込んでいます。

動画はコチラ】 

『Street Fighter: Beginning's End』はロスのフィルムメーカーであるクリス・コーワンさんが制作費400ドル(約3万8000円)で撮ったんだそう。撮影用カメラはCanon EOS 7D、編集とエフェクトにはFinal Cut ProとAdobe After Effectsを使用したとのことです。 ストーリーは至ってシンプル。トーナメントに向かうリュウに、ケンが最後の戦いを挑みます。ふたりのやり取りの間中、ケンのカツラが気になってしょうがないですが、このシーンは2人の友情を語る大事な流れになっています。 この動画は素晴らしい出来だと言えるんじゃないでしょうか? 制作費を考えれば、これ以上が望めるかどうかも分かりません。 この素晴らしい動画が、先日公開されたカプコン公認のプロ製ファン映画『Street Fighter Legacy』陰に隠れて注目されないなんて事になってしまったら、大変残念です。なお、この作品を制作したコーワンさんも、『Street Fighter Legacy』のことを知っており、以下のようにコメントをしています。
そう言えば、他にも『ストリートファイター』のファンフィルムを作っていて、偶然にも同じ週にリリースなんだ。自分たちにはクルーがいないんだけど、彼らはStreetLight Filmsと一緒に作っているんだ。ハイクオリティーなんだよ。 俺のトモダチが昨日、リンクを送ってくれたんだけど、マジでショックだったよ。凄く興奮しながら見たんだ。勿論、俺らは彼らのプロジェクトが成功することを願っているよ。俺らは『ストリートファイター』のファンであり、そしてそれが1番大事なことなんだ。彼らがやっていることを尊重するよ!
どっちの作品も、『ストリートファイター』に対する愛情がビシビシと伝わって来ます。そして、コーワンさんの「俺らはファンだ。」の部分に感動すら覚えました。ファンって良いですね。   Mike Fahey(原文/中川真知子)