ある意味『スマッシュブラザーズ』的だったりしますが...(苦笑) ファミコン文化が熟成していた頃、海外では大量にニセモノのゲームソフトが生産されていたのは、以前の記事でもご紹介した通り。今回は、そんなパチモン・コレクションにぜひとも加えたい一本をご紹介します。 それがこのファミコン用格闘ゲーム『ワールドヒーローズ2』 これはADKの、あのネオジオ用ゲームではなく...1994年に登場したファミコン用ソフトというのだからオドロキです。なんたって『ストII』や『スーパーマリオ』のキャラだけでなく、アンディ・ボガード、ハガー市長にカメ忍者、そして『ドラゴンボール』の悟空まで参戦しちゃってるんですから...。 では以下で、不恰好なマリオが波動拳を撃ったりするプレイ動画をご覧ください
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みんな名前が(ほぼ)そのまんま。そして一人だけ平仮名で「ごくう」...。 ソニックやクッパなど、人間ではないキャラも奮闘するこの『ワールドヒーローズ2』。各キャラたちだけでなく、音楽やステージなどもアチコチからパクって インスパイアーされているのが判りますね。 ディベロッパーは、ゲーム内にやたらとロゴが出てくるCony Soft 社。このテのゲームを海賊版で造っていた、密売業者として悪名高い香港の会社です。 しかしこの会社、開発の拠点は台湾に置いており、「Yoko Soft」という名前でも運営されていたり、稀に「Hosekn of USA」や「Future Media」という名前でもゲームを販売していたそうです。 時代が時代だけに、限りなく黒に近いグレーなゲームですが...これはこれでちょっとプレイしてみたいような気がしますし、いつかCony Soft 社の黒歴史(ゲーム作品)を特集してみたい気もします(苦笑)
The NES Fighting Game That Featured Sonic, Mario, Ryu and Goku [Kotaku]
(岡本玄介)