かの『霊幻道士』で有名な中国版ゾンビ「キョンシー」が、本格的なホラー映画として帰ってきました。

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日本が誇るホラーレジェンド・清水崇さんをプロデューサーとして迎え、新たなキョンシーの可能性を描くホラー作品『リゴル・モルティス/殭屍(原題)』。

今度のキョンシーは、決して笑わせてはくれません!



80年代に巻き起こったキョンシーブームでは、『幽幻道士』のテンテンちゃんの可愛さに注目が集まるなど、いわゆる「ホラーコメディ」にカテゴライズされる作品が中心でした。

しかし『リゴル・モルティス/殭屍』では、王道ホラーアレンジのキョンシーに加えて、貞子や伽耶子を思わせる女性幽霊まで登場。プロデューサーに清水崇さんを迎えたことで、予告編でもちらほらと清水イズムを感じることができます。

映画のストーリーは、かつて縊死自殺者を出したアパートを舞台に、蘇ったキョンシーと女幽霊が巻き起こす恐怖を描くというもの。落ち目の俳優や、亡くした夫を「反魂の術」で蘇らせようとする初老の女、幼い息子と息をひそめるように暮らす母親など、住人たちの人間ドラマを織り込みながら、道士とキョンシーの激しいアクションも描かれるようです。


『リゴル・モルティス』予告編2

伽耶子......ではありません


『リゴル・モルティス』予告編3

この人が「道士」でしょうか?


『リゴル・モルティス』予告編4

夫を失った悲しみを、反魂の術で埋め合わそうとする女性


『リゴル・モルティス』予告編5

俊雄......でもありません


『リゴル・モルティス』予告編6

足を引きずりながら、迫りくるキョンシー


『リゴル・モルティス』予告編7

もちろんアクションもたっぷり(この後、バックドロップ!)


映画『リゴル・モルティス/殭屍』の監督を務めるのは、香港で俳優・歌手として活躍するジュノ・マック。彼にとって初メガホンとなる今作では、日本のホラーマスター・清水崇さんがプロデューサーとして参加しています。出演は、『霊幻道士』のオリジナル・キャストでもあるチン・シュウホウの他、クララ・ワイ、パウ・ヘイチン、アンソニー・チャン、ロー・ホイパン、など。

なお、第26回東京国際映画祭では『リゴル・モルティス/死後硬直』というタイトルで公開された今作は、今年開催の第3回「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション」でも上映が決定しており、タイトルは『キョンシー』というそのものズバリなものに変更されています。

シッチェス映画祭は10月25日(土)から各地で開催予定となっていますが、詳細と続報については、公式サイト「「シッチェス映画祭」ファンタスティック・セレクション2014」や公式ツイッターなどをご参照ください。


Rigor Mortis Official Trailer 1 (2014) - Hong Kong Horror Movie HD [YouTube]
「シッチェス映画祭」ファンタスティック・セレクション2014

キネコ

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/05/rigor-mortis-official-trailer.html