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3Dプリンターで作られたこのよくわからないリビドーが蠢く壁。その壁の前に立つ人の動きに反応し、ビクンビクンッっと痙攣しながら少しづつ上を向いたり下を向いたりするその動き。ソレを体の一部として持つ者にも持たない者にも、変な気分を与えてくれることでしょう。
ニューヨーク大学の学生ペイキー・スーさんを、このペニスの壁製作に駆り立てたのは、いったい何だったのでしょうか?
このキネティック彫刻は、81個の勃起可能なペニスでできており、見る者の動きに反応して動いたり、株式市場の動きにリアルタイムで反応して動きます。
ペニスはとても変わったものです! 人間がインタラクトする物の中でも、最も古く、最も興味をそそるもののうちの一つで、それについて研究することが私の最初のモチベーションです。
ペニス・ウォールは、それぞれに6つのパーツで構成された3Dプリントされたペニスで構成されており、サーボモータで動きます。超音波距離センサーにより、それぞれのユニットが見る者の動きに反応できるようになっています。加えて、株式市場の変動データを表示する事も可能です。
ということでした。「ペニス・ウォール」、「株式市場」ということで、 性的な意味でしか考えることのできない私たちとは違い、感の良い方はすでに連想されたかもしれません。
この株式市場との連動について、ペイキー・スーさんは「ウォール・ストリートの奴らはみんなちんこ野郎だ(everyone on Wall Street is a dick)」と誰かが言っていたのを耳にしてインスパイアされたとANIMALが語っています。
他にもペイキー・スーさんは、似たような形状のソレがタブレットからそそり立つ、よくわからないキノコインターフェースなども作られていますので、そういうのが俺の知性とか肉欲を刺激するんだとかいう方はそちらもどうぞ。
(abcxyz)
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