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日本人独特の発想は、洋ゲーとは違う魅力ですよね。
『ストリートファイターII』から爆発的に火が着き、現在に至るまで様々な格闘ゲームが出ている昨今。試合の後に静止画が挿入される程度のキャラクターたちによるやり取りも、世代が進むと次第に壮大なストーリーが伴うようになり、もはや格闘と物語は、どちらが欠けても成立しないような作りになってきています。
「各作品の優勝者から導き出す、格闘ゲーム史上最強の国はどこ?」でも軽く触れたように、家族間の怨恨や悪の秘密結社と正義の戦いなど、シリーズを追う度に複雑化するストーリー。
今回は、そんな格ゲーの中でも「外国人が選ぶ「ストーリーが熱い」日本の格闘ゲーム6選」をご紹介したいと思います。では両者見合って...ラウンドワン・ファイッ!!
■『燃えろ!ジャスティス学園』
シリーズが3作続いている『ジャスティス学園』は、世界を舞台としておらず日本の学園内で生徒や教師などが戦います。ストーリーは秘密裏に日本のトップ高校を洗脳しようとする組織が暗躍しており、各学校の力を持った有志たちが、誰が黒幕なのかを暴こうと立ち上がります。そしてその為に、学校対抗で格闘するのです。
大勢いるキャラクターの中で、戦いに身を投じている生徒たちには各々違った理由があります。たとえば失踪した兄弟を探すためであったり、ただ自分が満足する戦いがしたいだけの場合も。
バトルに負けることがゲームオーバーではなく、負けたとしてもその戦績に応じて、ストーリーに反映されるこのゲーム。全く同じパターンで勝敗が決まらない限りは、何度でもリプレイがしたくなりますね。
■『超鋼戦紀キカイオー』
格闘ゲームの世界に巨大ロボットの戦いを合体させたのが、この『超鋼戦紀キカイオー』です。
エイリアンによって侵略されつつある地球を護るのは、各々が自分の巨大ロボットを運転する登場人物たち。彼らのロボたちは、私たちが幼いころにテレビアニメや漫画で慣れ親しんだロボたちのエッセンスを持った、少し懐かしい感じのデザインとなっているのも特徴です。
キャラクター毎にも独自のストーリーが展開し、こちらも『燃えろ!ジャスティス学園』同様に、勝敗でストーリーが分岐します。そして懐かしのロボット・アニメを完全に踏襲したオープニングや、コマーシャルに入る/明ける時に数秒流れるようなアイキャッチが登場すのもまた、往年の巨大ロボット好きにはたまらない演出となっています。
セリフによる会話や、必殺技の時に技名が見られるのも、また楽しい演出と言えましょう。
■『BLAZBLUE(ブレイブルー)』
未来の世界が舞台のファンタジーで、世界的に有名な重犯罪者にして賞金首のラグナ=ザ=ブラッドエッジ。その破壊活動を止めるべく送られてくる刺客や、彼を狙う賞金稼ぎ、謎の人形遣いなどがその首を獲るため、または右腕に宿された「蒼の魔導書(ブレイブルー)」を奪い取るために、様々な敵に追われます。
個々のキャラクターには独自のストーリーが存在しており、もしもひとりのストーリーを全部観ようものなら、それだけで数時間かかってしまうくらいブ厚いキャラ設定があります。にもかかわらず、どのキャラにもマルチエンディングが用意されており、決まったバトルではその勝ち負けによってストーリーが分岐することもあるのです。
■『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ -』、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』
普段の『ペルソナ』シリーズから独立して、格闘ゲームとなった『P4U』と、続編まで作られてしまった『P4U2』。ジャンルが変わってもキャラクターはオリジナルからのものなので、ファンならついつい買ってしまうでしょう。
ストーリーはマヨナカテレビに映るクマが司会を務める格闘番組「決死の格闘ショー」こと『P-1 Grand Prix』と、次々に失踪する仲間たちの謎に迫るべく、無理矢理テレビの中に引きずり込まれてしまうというミステリアスなものです。
『P4U』は各キャラクター毎にストーリーが用意されていますが、『P4U2』ではキャラクターによって軸となる2つのストーリーを行ったり来たりする構成になっています。
ザックリ言ってこれら2作の大きな違いは、主役のヒーローたちが『ペルソナ3』からなのか、それとも『ペルソナ4』からのものなのか、というところだそうす。
■『MELTY BLOOD(メルティブラッド)』
2000年冬にコミケ59で発表され、PCゲーム界に衝撃をもたらしたビジュアル・ノベル・ゲーム『月姫』のスピン・オフ作品がこの格闘ゲームです。
「直死の魔眼」を持つ主人公、遠野志貴が三咲町で起こった吸血鬼による連続猟奇殺人事件を調査するも、殺人鬼を目撃した人々の証言が噛み合わず、犠牲者の遺体も見つからないとあって、全ては悪い噂ではないかという懸念がもたれます。ですが志貴がシオンと名乗る異国の少女と出会ってから、物語は想像も出来なかった方向へ動き出すのです。
このゲームにはふたりの主人公用にふたつのメイン・ストーリーがあり、しかも戦ったラウンド数と勝敗による、マルチエンディングとなっています。
■『GUILTY GEAR(ギルティギア)』
このゲームも『BLAZBLUE(ブレイブルー)』同様、未来の世界を舞台にしたファンタジーのお話です。自らを「ジャスティス」と名乗る生体兵器「ギア」と人類が結成した「聖騎士団」との間で、100年にも渡る聖戦が行われ、長い戦いの末に人類が勝利。
しかしそれから5年の月日が経った頃、ジャスティス復活を予感させる妖気が世界を包み始めたため、国際連合が「第二次聖騎士団」結成を考案します。その為の人選を武道大会によって行ったのが、このゲームの格闘パートです。
1作目は勝ち進んでいけば流れるストーリーでしたが、続く「ドリームキャスト」の移植版『ギルティギア ゼクスプラス』では、もっと幅広くストーリーがカバーされるようになりました。ひとりのキャラクターにつき、2~3通りに分岐するストーリーが用意され、決まったバトルでの勝ち負け、そしてプレイヤーが負けた時のコンティニューの回数により、ストーリーが変化するのです。
単純にバトルするだけではなく、あたかもライトノベルでも読んでいるかのように展開する、厚みのあるストーリー。そしてキャラクター設定にもそれぞれの人生や他キャラとの複雑な相関など、格ゲーは格闘アクションだけに留まらずエンターテイメント性に富んだジャンルになってきています。
みなさんがお好きな格闘ゲームやストーリーは何ですか? ぜひともコメントやツイートで教えてくださいね!
Six Japanese Fighting Game Series with Robust Plots[Kotaku]
(岡本玄介)
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コメント
コメントを書くアカツキ電光戦記はムラクモEDとか強烈な印象あるんでぜひ押して欲しかった「無論、私は国籍や肌の色 老若男女貴賎を区別しない皆平等に殺して差し上げる」
メルブラの主人公は・・・シオンなんすよ・・・いや続編には志貴の場合もあるけど・・・
ブレイブルーは「熱い」のとはちょっと方向性が違うと思う…
アルカナハートが無い。やり直し。
格ゲーはシリーズ重ねるごとにストーリー要素はほぼなくなっていって、
キャラの魅力だけで続くってのが定石
ブレイブルーはなんか違う。CPは割と熱い話だったけど基本的にどことなく鬱ストーリーで視聴者に理解させる気0あとヤンホモ
GGとBBあったのは納得、でも意外とストと鉄拳がなかったのは以外。
個人的にはソウルキャリバーがなったのはな…まーストーリー性が薄めのゲームだから仕方がないか。
月華の剣士も思い出してあげてください・・・
※でアカツキに触れてる人いて安心した
ブレイブルーはあれ「ラノベを格ゲーにした」だから。その反対に格ゲーキャラをラノベにしたやつで失笑忍者とか漫画化だと確かみてみろとか漫画じゃ豪鬼が父親ほぼ確定なんだぜ