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ニール・ブロムカンプ監督による『エイリアン』のコンセプトアート
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ニール・ブロムカンプ監督による『エイリアン』のコンセプトアート

2015-01-09 22:30
    ニール・ブロムカンプ監督による『エイリアン』のコンセプトアート


    『第9地区』や『エリジウム』で知られるニール・ブロムカンプ監督が、こっそりと『エイリアン』プロジェクトを進めていたらしいとio9が伝えました。

    先日、ブロムカンプ監督が自身のInstagramアカウントに、ゼノモーフやウェイランド社の内部等のコンセプトアートをアップしました。


    【大きな画像や動画はこちら】

    シガニー・ウィーバーとマイケル・ビーン演じるドウェイン・ヒックスのツーショットも登場しているところをみると、『エイリアン2』の続編にあたるものだったのではないかと考えられます。

    これが実際に進められようとしていた作品なのか、それともブロムカンプ監督が個人の趣味で描いたものなのかは不明ですが、実現していないことが残念でなりません。

    ブロムカンプ監督のInstagramに最初にアップされたのは、口を開いて今にも襲い掛かってきそうなゼノモーフクイーンの姿。


    Was working on this. Don't think I am anymore. Love it though. #alien #xenomorph

    Une photo publiée par Brownsnout (@neillblomkamp) le Janv. 1, 2015 at 5:30 PST


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    「これをやっていたんだ。もう違うけどね。好きだったな」


    そして、続々とアップされた『エイリアン』インスパイアのアートがこれら。


    Wtf?

    Brownsnoutさん(@neillblomkamp)が投稿した写真 - 1月 1, 2015 at 5:32午後 PST


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    ウェイランド社の中と思われる場所に置かれた漂流船


    Woulda rocked. Was a mental stroll into the world Ridley Scott created.

    A photo posted by Brownsnout (@neillblomkamp) on Jan 1, 2015 at 5:40pm PST


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    「リドリー・スコット監督の世界観を思想散歩」


    #ripley #hicks

    Brownsnoutさん(@neillblomkamp)が投稿した写真 - 1月 1, 2015 at 5:49午後 PST


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    #ripley #hicksとのタグが


    #weyland corp

    Brownsnoutさん(@neillblomkamp)が投稿した写真 - 1月 1, 2015 at 5:56午後 PST


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    「ウェイランド社」内部


    Oh shit

    Brownsnoutさん(@neillblomkamp)が投稿した写真 - 1月 1, 2015 at 6:06午後 PST


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    スペース・ジョッキーパイロットのマスクを被ったリプリー


    A photo posted by Brownsnout (@neillblomkamp) on Jan 1, 2015 at 8:49pm PST


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    「エイリアン ゼノ」と「ウェイランド・ユタニ本社」のキャプションが


    And finally, my home desk #xenomorph

    Brownsnoutさん(@neillblomkamp)が投稿した写真 - 1月 1, 2015 at 8:54午後 PST


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    「最後は自宅の机」


    これらのアートは、ブロムカンプ監督が個人的に描いたもので、スタジオ公式のものではないしょう。しかし、監督は「フォックスは『ノー』といったことはないけどね。」と意味深なコメントを残しています。果たしてこれはどういう意味なのでしょうか? 

    もしかしたら、監督はこれらのコンセプトアートでフォックスにアプローチしたことがあるのでは?

    ちなみに、ブロムカンプ監督のものとされるTwitterアカウントには、「彼ら(フォックスのことを指しているのでしょう)は僕がこれをやっていたことを知ることすらなかったよ」というつぶやきがアップされました。それだけでなく、次のようなコメントも。


    Ps this has nothing to do with the studio. I just feel like I might do something else instead. In which case why not show some work-

    — Neill Blomkamp (@NeillBlomkamp) January 2, 2015
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    「これはスタジオとは何の関係もないんだ。何か別のことをしてみようという気になってさ。それを皆に見てもらおうとおもったわけ」
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    つまり、これはブロムカンプ監督のファンアートで、ジョークと捉えるのが正解なのかもしれません。であるとすれば、「フォックスは「ノー」と云々」の話も、フォックス側が監督の遊びだと理解した上で(リドリー・スコット監督の『プロメテウス』を立てる意味でも)無視していると解釈できます。

    しかし、このようなアートを見てしまうと、ブロムカンプ監督版『エイリアン』に夢を抱いてしまいますね。ディストピアとエイリアン...、とても魅惑な作品になりそうです。


    Neill Blomkamp's Secret Alien Movie Looks So Good We're Furious[via io9]

    中川真知子

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/01/neill-blomkamps-secret-alien-movie-looks-so-good.html
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