ディズニーの物語はハッピーエンド、おとぎ話風に言えば「末永く幸せに暮らしましたとさ」という終わり方が基本です。しかし、ディズニーのキャラクターたちが現実の現代社会に放り込まれたら、そうはいかないのかもしれません......
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アニメ・ストーリーボードアーティストのJeff Hongさんが、ディズニーのキャラクターと現実を合成させた、「末永く幸せには暮らしませんでした」シリーズを公開しています。
ディズニーキャラを通して、私たちが直面している社会問題を考えさせてくれます。
■セバスチャン/『リトル・マーメイド』
カニは美味しいですもんね。
■ロストボーイ/『ピーターパン』
ストリートチルドレンですよね......。
■モーグリ/『ジャングル・ブック』
誰もご飯をくれなきゃ、ゴミを漁るしかない......。
■ピノキオ/『ピノキオ』
いたずら、では済まされないかも......。
■ダルメシアン/『101』
毎年何千匹もの動物が保健所に......。
■プー/『くまのプーさん』
100エーカーの森も、このままだと無くなってしまいます。
■ベル/『美女と野獣』
世間の「美女」の評判に応えなければ......。
■レミー/『レミーのおいしいレストラン』
私達が使う製品の多くには、動物実験が行われています。
■エルサ/『アナと雪の女王』
北極海の氷は溶け、ホッキョクグマは住処を失っています。
■ライトニング・マックィーン/『カーズ』
今の世の中は渋滞だらけ......。
■ヴァイオレット・パー/『Mr. インクレディブル』
自殺予防の電話。鬱、自殺、精神疾患は、例えヒーローでもどうにもなりません。
■バンビ/『バンビ』
みんなの友達になるより、食料になり、壁に飾られてしまう可能性が......。
■チキン・リトル/『チキン・リトル』
鶏から見れば、恐怖のチェーン店。
■ダンボ/『ダンボ』
動物を扱うサーカスは、きれい事だけではやっていけません。
■アリエル/『リトル・マーメイド』
原油の流出が海を汚染しています。
■ティアナ/『プリンセスと魔法のキス』
人種差別(画像のCOLOREDは、有色人種専用という意味)。
■ムーラン/『ムーラン』
中国では深刻な問題の大気汚染。
■アリス/『ふしぎの国のアリス』
薬物は心も体も蝕んでしまいます。「ダメ。ゼッタイ。」
■シンバ/『ライオン・キング』
とらわれの生活......?
これまでにもレイプ注意喚起ポスター、DV注意喚起ポスター、拒食症注意喚起ポスターなどの、ディズニーキャラクターを起用したショッキングなアートワークがありましたが、今回の合成画像もなかなか重いですね......。
19 Disney Characters Who Are Living Unahppily Ever After [Diply]
(イズミのブオ)
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