世界中で大ヒットしている『ジュラシック・ワールド』は、シリーズの1作目である『ジュラシック・パーク』の直接的な続編ということで、『1』をオマージュしたようなシーンが多数あり、ファンは喜ぶであろう映画になっています。
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そんな『ジュラシック・ワールド』ですが、アメリカのCMでは普通に流されていた、あるシーンが本編ではカットされているとCinemaBlendが報じています。
以下より、そのCMをご覧ください。なお、食事中閲覧注意です。
カットされたのは主人公のクレアとオーウェンが恐竜の「落し物」を体に塗るシーン。臭いがこっちまで伝わってきそうです......。
『ジュラシック・パーク』でもサトラー博士がトリケラトプスの排泄物に大胆に手を突っ込み、マルコム博士をドン引きさせていましたが、きっとそのシーンをリスペクトしつつ、恐竜から身を隠す最善の方法として選ばれたのでしょう。それにしても、ウ◯コ臭いヒーローとヒロインの活躍はちょっと遠慮したいです......。
Colliderが行ったインタビューによると、コリン・トレボロウ監督がこのシーンは映画の緊張感を途絶えさせるという理由で削除を決めたと、クレア役のブライス・ダラス・ハワードが語っています。
実は『ジュラシック・パーク』シリーズには排泄物ネタが豊富です。前述のサトラー博士のトリケラトプスウンコシーンだけでなく、『3』ではスピノサウルスの山盛りウ◯コから衛星電話を取り出すシーンがありました。
そう考えると、『ワールド』でウンコを体に塗りつけるのはシリーズの流れとしては正しいのかもしれません。ファンの中には、この「インナーチャイルド」が大喜びするシーンが削除されたことに悲しむ人もいることでしょう。たぶん。
しかし監督の決断通り、映画全体の緊張感を削いでしまう可能性がありますし、ウ◯コの強烈さがキャラクターを食ってしまう恐れもあったと考えられるので、正しい決断だったのではないでしょうか?
[via Cinema Blend]
(中川真知子)
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