ごきげんよう。
ついに7月5日放送の『Go! プリンセスプリキュア』にて、4人目のプリキュアであるキュアスカーレットが登場しました。シリーズおなじみの4人目登場回ですよ、登場回!
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その演出というか動きというか、22話は全てが素晴らしかった。いやぁ、朝から2回も泣かされるとは思いませんでした。ということで感想をつらつらと述懐していきます。
まずは、面白い公式動画が公開されたのでどうぞ。
この罪を抱いたまま、もう一度グランプリンセスを目指す。あぁまた泣きそうになってきた。
というわけで、ディスピアの呪縛から解放されたトワイライトは元のホープキングダム王女・トワに戻り、炎のプリンセス・キュアスカーレットと相成りました。身体能力はトワイライトの頃を継承しているので、戦闘力は現状ピカイチですね。4人目キュアはみんなそうです。ばきゅーん!
そして変身後の戦闘シーン。上の動画でも数秒ほど戦っていますが、緩急と炎のエフェクトが素晴らしい。ディスピアの攻撃がツタ=木属性なので、特効感もあるんですよね。絶望への抵抗、希望の炎です。
動画内2:53頃。スリータイムの振り上げ→
カメラ引きつつの降り下ろし攻撃! たなびく髪と炎のコントラスト!
この戦闘シーン、合間にちょくちょくスローが入るんですが、そのおかげでインパクトの瞬間がよりダイナミックに表現されています。スカーレットのキャラも相まって情熱的で優雅な、まるで舞踊の如き戦闘表現。見ていた時は、リアルに口ポカーンでした。もう、女児アニメの演出じゃねぇ......ッ!
もちろん戦闘シーンが素晴らしかったのはスカーレットだけではありません。フローラたちの必殺技演出も非常にアツかった。今回はいつものCG演出をカットした省略版だったんですが、動画内3:00付近の走りながらフルムーンハミングを打ち出したりバブルリップルをバリア的に使ったり、必殺技合戦的な表現も見ていてキュンキュンですよ。
フローラがトワ救出に向かい、マーメイドとトゥインクルがそれをサポートするという構図も王道でアツい。マーメイドの「正念場ね......」という発言もいかにもじゃないですか、いかにも! バイオリンの演出も良かったなぁ......。
22話はフローラ、マーメイド、トゥインクルの変身バンクがカットされたり、Bパート尺が普段より1分長かったり、コンテ演出が1話以来のタナカリオンさんだったりと、全てにおいて本気さに満ち満ちた回でした。戦闘、対話、全てが尊かった。ありがとうと言わざるを得ない。
無論、カリスマと気品に溢れる白髪枠のトワイライト様に未練が無いと言えば嘘になりますが、キュアスカーレットの登場はその愛惜を上書きするほどのインパクトがありました。でも、またどこかでトワイライトモードになってほしいなぁ。
そして、次回は安心安定のお姫さまポンコツ回。これもまた寝返りキュアの通過儀礼か...。さぁ、ニヤニヤするお覚悟はよろしくて?
©ABC・東映アニメーション
[Go! プリンセスプリキュア]
3分でわかる GO!プリンセスプリキュア[YouTube]
(ヤマダユウス型)
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