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おしゃべり傭兵大暴れ! 実写版『デッドプール』予告編を徹底分析
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おしゃべり傭兵大暴れ! 実写版『デッドプール』予告編を徹底分析

2015-08-05 21:30
    デッドプール


    日本でもどんどん人気になってきているマーベルのスーパーヒーロー(?)『デッドプール』の実写映画版の予告編がついに公開されました。


    【大きな画像や動画はこちら】

    今回は待ちに待ったレッドバンド(年齢制限版)予告編を紹介するとこともに、妄想を交えながら分析していきます! 一部ネタバレがありますので、ご注意下さい。



    恋人---------------------------------------
    恋人「一緒にがんばりましょう、ウェイド」
    ウェイド・ウィルソン「ガンは肝臓と肺と前立腺と脳にしかないんだ、全部なくたって大丈夫だよ」
    ---------------------------------------


    デッドプールになる前からウェイド・ウィルソンはユーモアのセンスに溢れる人物だった様子。ちなみに、この恋人は原作でデッドプールに深く関わりのある人物であることが役名からわかるのですが......


    研究所---------------------------------------
    スーツの男「君を治療できると言ったらどうするかね? 君は戦士だ。人々が夢見る素晴らしい能力を授けよう。我々は君をスーパーヒーローにするんだ」
    ウェイド「ちゃんとやると約束してくれ。そうすれば、俺も誰かのためにちゃんとやれるんだ。あ、あとスーパースーツは緑色で、CGアニメにはしないでくれよ!」
    ---------------------------------------


    ちょっといいこと言ったと思ったら、すぐに冗談を言うウェイド。これは、本作でウェイド・ウィルソンを演じているライアン・レイノルズが、かつてグリーン・ランタンを演じたことをネタにした、メタいジョーク。さっそくかましてきたぜ!


    アジャックス---------------------------------------
    アジャックス「ここでは、ユーモアのセンスは生き延びることはない」
    ウェイド「それはどうかな、ポッシュ・スパイス。おいおい、怒りっぽくなくなった版のロージー・オドネルと一緒に置いてかないでくれよ!」
    ---------------------------------------


    研究所でひどい扱いを受けるウェイド。これも原作通りで、きっと「デッドプール」の名前の由来も描かれそうな雰囲気です。

    なお、ポッシュ・スパイスは元スパイスガールズのヴィクトリア・ベッカムの愛称。イギリス訛りを茶化したネタです。

    一方のロージー・オドネルはコメディアンで、トークショー『ザ・ビュー』の司会者としても有名。ウーピー・ゴールドバーグと喧嘩したことでも話題になりました。

    ポッシュ・スパイスと呼ばれた男性は、元ラッパーの俳優エド・スクレイン演じる「アジャックス」。原作では、デッドプールを改造した博士の助手として働いていたミュータントです。原作ではデッドプールのオリジンに深く関わるキャラクターなので、要注目!

    ロージー・オドネル呼ばわりされている女性は、格闘家であり女優のジーナ・カラーノ演じる「エンジェル・ダスト」。原作では超人的筋力を持つミュータントです。ロージー・オドネルに似ているか......?


    デッドプール---------------------------------------
    デッドプール「なんで赤いスーツなのか気になってるんだろ? そりゃ俺が血を流してるのを悪い奴らに気づかせないためさ。そこの奴もよくわかってる。茶色いズボン履いてるもんな」
    ---------------------------------------


    車内での戦闘シーンは、以前リークして話題となり、結果としてデッドプールの映画化の決め手ともなったテスト映像が元ネタとなっているようです。


    コロッサス

    コロッサス登場!


    そして原作ではX-メンのメンバーである、鋼鉄の皮膚を持つ「コロッサス」とテレパシー能力を持つ「ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド」という2人のミュータントも登場。彼らX-メンと、原作ではX-メンに入りたがるデッドプールがどう絡むのかも気になります。


    アル---------------------------------------
    デッドプール「なんかババアのパンツみたいな悪臭がするぞ」
    ブラインド・アル「そのしゃべり方は口にチ○ポでも入ってるのかい」
    ---------------------------------------


    原作ではデッドプールと同居する謎の盲目の老婆「ブラインド・アル」の姿も。原作でもだいぶ正体不明ですが、映画ではどうなるのか?


    顔面---------------------------------------
    ウィーゼル「うわ、あんたクソひでぇ顔だな」
    デッドプール「歯のついたキン○マみたいだろ」
    ウィーゼル「フレディー・クルーガーがユタ州の地理図と顔面ファックしたみたいになってるぜ」
    デッドプール「そのとおり!」
    ---------------------------------------


    そのとおりなのか......。

    デッドプールの皮膚は、ガンが転移しながらも再生を続けるためヒドい状態に......という原作の設定をしっかり反映されている模様です。口も縫われてない

    ここでの会話の相手である「ウィーゼル」は、原作ではデッドプールの情報屋や武器の調達などもしてくれる友人であり相棒です。


    クンカ

    「おぉぉぉ......今夜はオ○ニーしちゃうぞ」


    このシモネタのシーンで注目したいのは、表情が変わっているところ。原作では、こういったデッドプールやスパイダーマンのようなフルマスクのキャラクターは、目の形が柔軟に変わり、表情が表現されるんですが、今までの実写では再現されていませんでした

    本作ではそこを上手にCGで再現しています。よりマンガ的な表現であり、デッドプールらしさも出ていて素晴らしいですね!


    アボカド---------------------------------------
    ウィーゼル「アボカドが古くなったアボカドとセックスしたみたいだ」
    デッドプール「ありがとう」
    ---------------------------------------


    思ったより爆発と流血は控えめでしたが、やり過ぎなアクションとセリフからはデッドプールらしさが全面的に感じられます。

    個人的にはどれくらい、ロブい(デッドプールの生みの親ロブ・ライフェルドが描く独特な魅力を指し示す形容詞。人間離れした体型と不思議な形の銃、そしてたくさんのポーチが特徴)雰囲気が出てくるのかにも期待大。ロブ・ガン(ロブい銃)が出てきたら最高です。

    映画『デッドプール(原題)』は海外で2016年2月16日公開予定。日本での公開日は未定です。まだ公開までにかなり時間があるので、続々と刊行予定のコミック『デッドプール』の邦訳版を読んでおくとよいでしょう!


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