ポスターで振り返る映画『スター・ウォーズ』シリーズの歴史


公開が待ち遠しいスター・ウォーズ/フォースの覚醒のポスターがついに公開されました。

なぜかレイアやハンは描かれているのに、ルークは描かれていない意味深なデザインの意図が気になるところですが、ここで1976年から続くシリーズのポスターの歴史を振り返ってみましょう。
 


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シリーズ最初のポスターは1976年のティザー用のもの。

白黒で「今夏、あなたの銀河にやってくる」とだけ書かれ、「STAR WARS」のロゴもその後使われることのなかった初期のものです。

その後ルークがライトセーバーを振り上げる、Tom Jungさんのイラストによる1977年のポスター、ルークがブラスターをこちらに向ける「スタイルCポスター」、1998年の一周年記念ケーキポスター、1979年には続編公開を前に再度劇場公開されたため、それ用のポスターもありました。

1979年のクリスマスシーズンには、星空を背景にダース・ベイダーの頭が浮かび上がる『帝国の逆襲』ポスターをはじめ、Roger Kastelさんによるトーントーンに乗ったルークの「スタイルAポスター」、Tom Jungさんによる「スタイルBポスター」、そして1981年に再度劇場公開された際にも新たなポスターが作られています。

『ジェダイの帰還』では、これまでとは違ったスタイルのポスターも登場。赤と黒でダース・ベイダーが描かれ、元々のタイトルである「ジェダイの復讐」(「Revenge of The Jedi」、予告編もこのタイトルで作られています)と記されたものが1982年に作られています。

さらに、Tim Reamerさんによる「ポスターA」、日本生まれのKazuhiko Sanoさんによる「ポスターB」、1985年に再度劇場上映された際にもポスターが作られています。

厳密にはポスターではないものの、1995年のVHSカバーも印象的です。その後、1997年には「特別編」が登場し、初代の「スタイルAポスター」をモチーフにしたもの、Drew Struzanさんによる3作品それぞれのポスターも作られました。

その後、新三部作とともにポスターも戻ってきます。『ファントム・メナス』では、アナキン・スカイウォーカーの運命を影が暗示するタトゥイーンのポスターや、Drew Struzanさんが作ったものがありました。

『クローンの攻撃』ではアナキンの葛藤がポスターで描かれますが、最終版ポスターはやっぱりDrew Struzanさんによるもの。IMAXで公開されたときには、ヨーダが描かれた「大きさは関係ない、IMAXスクリーンは別だが」というポスターも登場しました。

『シスの復讐』では、初期にアナキンのマントがベイダーっぽくなった(ダサい)ティザーポスターがありましたが、最終版はやっぱり安定のDrew Struzanさんです。

アニメシリーズ『クローン大戦』放映後、2008年に公開されたCGアニメ映画『クローン・ウォーズ』にもポスターが作られています。

そして、『フォースの覚醒』。最初のティザーポスターは、今年のD23 Expoで公開されたDrew Struzanさんによるものでした。この度公開された最新版は、ルークはいないものの主要キャラクターは勢ぞろいしたデザインとなっています。

今回紹介したのは、アメリカ公開用のポスターばかり。その他の国のものも含めると、さらに多種多様なポスターが存在します。他の国のものに興味がある方は、伝説のハンガリー版ポスターをどうぞ。

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[via io9

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