子供用の映画には、意外に親心へ訴える内容が盛り込まれています。「どうせ子供用だから~」と思いつつ見てみたら、思いっきり感動させられたり、爆笑させられたりすることは少なくありません。
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今回焦点を当てるのはそんな子供向けの映画に登場する「大人向けのジョーク」です。
ディズニーを始めとするさまざまな映画に隠された、卑猥なメッセージをScreenRantがまとめていたので、ご紹介します。
■『スペース・ジャム』
機能不全になっていたら大変だもんね
宇宙人の遊園地の人気が低迷し、困った宇宙人たちは立て直しのために地球の人気者、ルーニー・テューンズの仲間たちを労働者として迎え入れようとする。
しかし、それを拒否したバッグス・バニーらは宇宙人たちとバスケットボールで勝負することに。バッグス・バニーはバスケットボール界を引退してプロ野球選手に転職していたマイケル・ジョーダンを仲間に入れ、エイリアンたちはリアルNBA選手たちからスキルを盗んで試合に挑む――
といった内容の本作ですが、この突然バスケスキルを盗まれた選手へ医者が質問するシーンに大人な発言があります。
「バスケスキル以外に、どこか体の中で使い物にならない部分は...? 」という質問に、間髪入れずに「ない!」と答えるパトリック。男の沽券に関わりますからね。
■『シュレック』
きわどい名前
心優しい怪物シュレックの生活を一転させたのは、おとぎ話の生き物を片っ端から追放しようとしているファークアード卿。実はこの名前に問題があります。
彼の名前を英語で早口言葉のように複数回言ってみると、あら不思議。「Fxxk wad(フ◯ックの塊)」に聞こえてしまうのです。
なお「wad」は「精子」のスラングでもあるので、シュレックがファークアード卿の城を初めて見た時の一言目「何かの埋め合わせだと思うか?」は、ファークアード卿のアソコは小さいに違いないと指摘しているようにも受け取れます。
■『モンスター・ハウス』
単語が似ているだけでなく、そう見えなくもない?
少年DJの家の前に立っている不気味な屋敷。それは敷地に入るものを襲う化け物屋敷でした。家主であるネバークラッカーが心臓発作で病院へ運ばれたことをきっかけに、DJ率いる3人の子供達は屋敷に潜入し、秘密を暴いてみることにします。
屋敷に入った子供たちは、内部が人間の体と同じような構造であることに気づき、口腔内らしき場所に見つけた天井からぶら下がった袋を「のどちんこ(uvula)」と判断。これに太っちょの少年が「つまり、この家は女ってこと?」と言います。
これは「のどちんこ(uvula)」を「女性のアソコ(vulva)」と勘違いしたという発言です。
■『101』
頑張らないとデキないですからね......でも余計なお世話!
ダルメシアンのポンゴとパーディタは恋に落ち、子犬が誕生しますが、同時期に飼い主の2人にもベイビーがやってきました。
このおめでたい話を聞いたデザイナーであり、ダルメシアンの毛皮を狙うクルエラ・デ・ビルは、ロジャーに向かって「まぁまぁ、忙しい夜を過ごしていたのねぇ」と下品な発言をします。
■『リトルマーメイド』
全体像を見ないと何が何だかわかりません
人間の王子に恋をしたマーメイドが、魔女と取引して一時的に人間になり、紆余曲折あるものの最後は王子とハッピーエンドになるディズニーの人気作。
2人の恋が成就する前に、邪魔をしようとした魔女が王子に催眠術をかけて結婚しようとします。この結婚を取り仕切ろうとした神父さんが、興奮しすぎたのか巨大な股間がビローン状態に......。
この飛び出しすぎた股間(らしきものに見える)に苦情が殺到したのか、ディズニーは2006年に問題のシーンを修正したものをリリースしています。
■『マペットの宝島』
巨チン
マペットの仲間たちで『宝島』を再現した作品。
ロング・ジョン・シルバーに挨拶するシーンで、ミセス・ガン演じるミス・ピギーが「ローーーーーーング・ジョン」と意味深な視線を送ります。米英語でビッグジョンとはデカチンのスラングです。
カーミットの「彼もなの!?」という反応が全てを物語っています。
■『マダガスカル』
ダイレクトには口にできないからね
親が子供に汚い言葉を覚えさせたくないと思うのは普通のこと。そのため、大人は子供が見る作品を気にするものですが、そんな親のチェックをくぐり抜けて汚い言葉を忍ばせる映画もあります。
大都会育ちの動物たちがひょんなことからマダガスカルに漂流してしまい、ワイルドになる『マダガスカル』ですが、とんでもない状況を目撃した仲間が「これはやべー!」といった表現をするために使う言葉が「Sugar Honey Iced Tea!」。単語の頭文字を取ると「SHIT」です。
なるほど、これなら小さい子供の前でも使えます。
■『ラグラッツ・ムービー』
切られる場所は1つじゃない?
下品なことで有名な『ラグラッツ』の映画版。
トミーの弟のディルが生まれ、新生児室で新生児同士が会話をします。ある女の子の赤ちゃんが自分のへその緒を見て、切られたと悲しんでいる横で、男の子の赤ちゃんはオムツの中を確認して「それだけだったら、まだ良いじゃん」とショックを受けています。
これは、男の子が病院で割礼を受けたことを意味しているようです。
■『ミセス・ダウト』
夜は......ということでしょうか?
子煩悩なものの失業し、妻に三行半を突きつけられた俳優が、どうしても子供と一緒にいたいがためにメーキャップアーティストの兄の助けを借りて女装し、家政婦になりすまして家に戻る――という作品。
元妻にハンサムな上に人格者で収入もある完璧な恋人ができてしまい、焦ったダニエルは元妻の秘密をバラします。「彼女の部屋には電動の道具があって......」と。
■『エル・ドラド 黄金の都』
コレは......
お尋ね者の詐欺師トゥリオとミゲールは憧れのエル・ドラドへ旅に出て、トゥリオはそこで知り合った魅力的な美女チェルと親しくなるのですが、その親しさは子供が想像している以上のもの。
邪魔が入るシーンの前にチュパチュパ音がかすかに聞こえます。人の気配に気づいたチェルとトゥリオは頭を上げますが、その位置もモロです。
音といい、頭の位置といい、トゥリオの満足げな表情といい、キスどころじゃない何かをしていたことを匂わせています。
いかがでしたか?
この他にも『アナと雪の女王』でクリストフが「ハンス王子の足のサイズは知ってるの?」と聞き、アナが「それに何の意味があるの?」と答えるシーンなども有名ですが(足のサイズは男性の股間サイズを表すとも言われている)、皆さんは気づいていましたか?
ソース:ScreenRant
(中川真知子)
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