わたなべさちこ@ことふみ郡山 です。
最近、こどもたちがマスクをすることを強制される学校生活や社会を、もっと自主性に任された穏やかな社会に戻していこうと活動されている方々と交流する機会を頂いて、少しずつでも前に進めればいいなと思っているのですが、政府が指針を示したのちですら、社会のあらゆる分野で旧態依然です。
私は、幼稚園生や小学生とかかわる仕事もしているのですが、今回はある小6男児とのお話を、皆様と共有したいと思います。
彼とは幼稚園の年中さんからかかわっています。毎週1回、私の英語教室にやってきます。
とても優秀な子だと思っていたのですが、ここ数年、様子が変わってきました。
学校生活があまり楽しくないんだなぁ、、、とうすうすは感じていたものの、、、
昨日は、他のお友達がみなお休みだったので、彼一人でした。
教室に入ってくるなり、態度は悪いし、挨拶はしないし、ブスくれているし、自転車できたのにヘルメットはかぶったままだし、、、
いつもに増して態度が悪く、、
はじめは、「オイオイ!」と心で思いながら対応していたのですが、、
一人レッスンを終わって、集中して頑張ったことを褒めて、ふと「学校、楽しい?」「一番好きな教科は何?」と聞いてみました。
すると、
「好きな教科はない」
「学校なんて楽しくない」
と。
私:「マスクでつらい? まだ、マスクしてなきゃダメなの?」
男児:「マスクは気にならない。給食が嫌だ。黙って食べるのが嫌だ!」と。
私:「休み時間は、お友達と声を出して遊べるの?」
男児:「うん。とにかく、黙って食べるのが嫌だ!」
ということです。
黙食を強要することによって、人とのふれあい方を体得していく機会を奪っている等子供達の成長に悪影響を及ぼしている面も、大人は考慮して対応していかなければならないですよね。
それでは、また。