「本音で生きろ」と言われたところで、本音が一つしかないわけじゃない。
朝に言ったことを、夜には否定している自分。
昨日信じたことを、今日笑って否定している自分。
でもそれが、ずっと自分を前に進めてきた燃料だった気がしています。
「信念がない」と感じることを恐れて、
だけど、それに振り回されることがない人間もいないと思います。
時に、「こうあるべき」という理想に忠実でいる自分と、
一方で「別にそこまで頑張らなくてもいいか」と手を抜く自分もいる。
どちらが本当の自分かと聞かれたら、どちらも僕なんだよなあ
「こうありたい」理想と現実のつじつまが合わないまま進むしかないし、
それでも何かしら「形」になってきた事実があるなら、
この歩き方も、間違ってなかったのかもしれません。
器用貧乏。優柔不断。流されやすい。
そういった言葉で括られることもありますけど、そんなことはどうだってよくて。
一瞬でも誰か