──19世紀 英国。
”悪の貴族“と呼ばれる少年の側には、必ず一人の”執事“がいた。
名門貴族・ファントムハイヴ家の執事・セバスチャン。
彼は、知識・教養・品位・料理・武術…全てにおいて完璧。
わがままな13歳の主人・シエルを相手に、今日も漆黒の燕尾服姿で華麗に執務をこなす。
あくまで、執事ですから。
<黒執事 Book of Circus>
街を賑わすサーカス団。
しかし、彼らの移動とリンクするように街では子どもたちが消えていた。
調査のためサーカス団に団員として潜入した、セバスチャンとシエル。
そこで思いがけない人物に遭遇する。
サーカス団の隠された目的とは!?
<黒執事 Book of Murder>
セバスチャン、死す──!!
名門貴族ファントムハイヴ家のパーティに招待された、売れない小説家・アーサー。
彼はそこで殺人事件に遭遇する。
事件の犯人として疑われるファントムハイヴ家の若き当主・シエル。
さらに、事件の謎に気付いた屋敷の執事・セバスチャンまで命を奪われてしまい…!?