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予算案審議、参議院ではしっかりとした議論を
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予算案審議、参議院ではしっかりとした議論を

2014-03-06 18:16

    鈴木克昌代表代行・幹事長 記者会見(2014年3月3日)

    3月3日、鈴木克昌代表代行・幹事長が、小沢一郎代表の代理で記者会見を行いました。
    会見要旨は以下の通りです。

    20140303幹事長会見

    【 冒頭挨拶 】

    本来ならば代表の会見ということだが、また代理で申し訳ない。所用でどうしても来られないということで、ご理解をいただきたい。

    今日から参議院で予算案審議が始まったわけだが、衆議院でもいろいろと問題になったところが更に深堀というか、NHK会長の問題等々含めて議論をされてきている。
    衆議院の方では残念ながら十分な時間をかけてとはいかなかったわけだが、参議院ではしっかりと議論をしていただいて、更にいい意味での予算になっていくような、内閣も参議院のそういった意見を聞いて柔軟に対処をしていってもらえるよう、期待したいと思っている。

    それから、今日も株価が前場ではあるけれども、相当大きく下落した。後場では戻しているようではあるが、いずれにしてもかなりの乱高下が出てきている。
    これはやはり、何と言っても日本を含めた世界経済に非常に問題が出てきているのではないのかと思う。
    外国の状況で見ていけば、例のウクライナに対するロシア軍の侵攻ということがあるだろうし、国内では、予算案が衆議院を通過したというものの、例えば、本当の意味で被災地の皆さんに対して十分な配慮のある予算になっているのかとか、いろんな問題がある。

    そういうことが、この株の乱高下の一つの要因ではないかと思っている。もちろん株だから上がったり下がったりするということは当然あるわけだけれども、その辺が今後どういう風になっていくのか、やはり我々、国民の生活が第一という立場から、しっかりと注視をしていく必要があるのではないのかと思っている。

    【 質疑要旨 】


    石垣市長選挙結果について

    Q. 昨日行われた沖縄の石垣市長選挙について、自民党・公明党推薦の現職が勝った。まずは率直にこの受け止めと、今年は沖縄市長選とか、年末には知事選も行われるけれども、基地問題が絡む中で、沖縄の中で大変重要な選挙が続くわけだが、党としてどういう風に捉えていくつもりかお聞かせいただきたい。(NHK)
    A. 我々は大浜さんを支持して、我党の地元沖縄選出の議員も一生懸命戦ったわけだが、結果的には4000票の差で届かなかった。
    自公政権の方も、今ご質問にあったように、基地問題含め非常に重要な選挙と捉えて、幹事長や人気のある若手の議員も入るというようなことであった。

    この結果が今後の沖縄にどうなっていくのか、知事選も年内にあるわけだから、どういう風な影響を与えるのか分からないけれども、逆に今までの主張で1万1千人以上の方が、基地問題も含めて沖縄のあり様等々大浜さんへの支持を出されたわけなので、その部分を我々は重く見て、そういった声を更にしっかりと受け止めて、今後の沖縄対策に充てていかなければいけないのではないかと思っている。

    いずれにしても、逆に言えば政府の方はそれだけ危機感を持って今度の選挙にあたられたということだと思うけれども、我々の努力が残念ながらおよばなかったということで、率直にご支持をいただいた皆さんには申し訳なく思っているが、今も言ったようにこれで諦めずに、あくまでもご支持をいただいた皆さんの意を体してしっかりと今後もがんばっていきたいと思っている。


    ウクライナ情勢、ロシアの軍事介入について

    Q. ウクライナ情勢について、ロシアが軍事介入して緊迫化している。プーチン大統領の来日も秋に控えている中で、日ロ関係への影響をどのようにみているか。(時事通信)
    A. 今後の展開を見ていく必要があると思うけれども、いずれにしても、国連も含めて国際社会がこの状況をどういう風に判断するかということになってくると思う。

    ウクライナの主権をまずしっかりと守っていくということは基本だと思っているので、国際法を無視して、もし今回の決定がなされた、またこれからもそういうことで進められていくということになれば、これは問題が後に残っていくのではないかと思う。

    大統領の来日にどういう影響が出るであろうかということだが、これは冒頭申し上げたように今後の展開を見ていかないとわからないけれども、いずれにしても、日ロ関係というのは大事だから、極力そういったことに影響のないように願っているけれども、繰り返しになるが、国際社会が今回のロシアの行動に対してどのような判断をするのか、そして今後ロシアがウクライナに対してどういう行動をしていくのか、ここのところの動きを見守っていく必要があると思っている。

     

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