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生主主催による会場を抑えた「リアルイベント」の開催が相次いだ。


・音魂ライブイベント
・生主ブロマガ☆リアルイベント
・野田総理の23時までのHIGH!シンデレラ


そして今回取材に伺ったのは

村民祭参」


扉を開けた瞬間
大音量の音楽が鳴り響き外と内とでガラリと空気を変えた。

会場の興奮が伝わる。
笑声と歓声が歌と演奏に混ざり、一つの新しい音楽を作り上げていた。

DJによる生演奏が始まると最高潮の盛り上がり。
男女入り乱れて体をくねらせ踊る。

ライブに参加した人間にしか分からない
一体感を味わい皆同じ高揚感に包まれた。


今回、三回目の開催という事もあり
運営側も手慣れた感じでトラブルもなく、滞りなく行われていた。



村民祭参とはどういうイベントか


ニコニコ生放送で活躍する「音楽」を主体とした生主。
そんな生主達に輝ける場所を提供したいと始まったのが、村民祭である。
 

会場には見知った生主の顔もチラホラあった。

よっさん
マーシー
ラミア
ペニオ
石川典行
えりりか
たまちゃん

そして、主催者でもあるバッカス


会場は常に移動が難しい程のほぼ満員状態。
当初予定していたよりも多くのお客様に恵まれたという。
その数、171
出演者を差し引いても150人以上の来場があった。



無粋な筆者はざっと売上を予測してみる。
チケット代3000円×171人
513.000円


ドリンク・食事代も含めると大凡ではあるが
700.000円以上の収益がある模様。

これは大成功と呼べるのではないだろうか。

村民祭参終了後、
直接、主催バッカス氏に話を聞く事が出来た。
箱代400,000円
準備費用100,000円
最終に掛かった金額は50万円らしい。


前回の「村民祭・弐」では負債70万を抱え
失意の底に落ち込んだという主催バッカス氏。
彼は過去の失敗を乗り越え強くなった。

「金なんて関係ない!」
「みんなが盛り上がってくれればそれでいいんだ!」

男前である。




村民祭参 会場の様子


会場は思っていた以上に狭い。
ただその狭さがかえって一体感を「ライヴ来てるな!」感を煽っていた。

落ち着きのある「大人のイベント」といった感じ。
参加リスナーもおしゃれな人が多い印象。
男女比率は半々。

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綺麗なお姉ちゃんに囲まれ性獣もご満悦であった。


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ドリンク以外にマツケンカレー(?)・ハラミ味噌焼きの提供もあり
お味も好評。



■スカウトに企業も来場していた

音楽業界の関係者も会場に来ていた。

理由はスカウトである。
今回のイベントのもう一つの理由がここにあった。

上へ。
更に上へと目指すアーティスト達にとって
足掛かりとなる貴重なイベントでもあるのだ。

大手レーベルに声を掛けられた生主達
メジャーデビューする日も近いかもしれない。


村民祭参。
協賛するスポンサー企業も多く
もはや素人のレベルではなく、プロのイベントであった。



■お客さんの反応はどうだったか

今回すべてのイベントに参加したリスナーに話を聞いた。


Q:
今回の「村民祭参」イベントどうですか?


リスナー
「自分も音楽をやっていてライブもよく参加してるけど
 ちゃんと音作りしてるアーティストばかりだった。皆レベル高い。」

「中でもバッカスのアゲアゲのDJが最高!」

すこぶる好評であった。



村民祭参で何を感じたか

音楽の祭典である事はもちろんだが
たくさんの生主・リスナーに出会えた事も嬉しかった。
向こうから声を掛けてくれる人も多く
普段話の出来ない人と会話が持てたのも楽しかった。

これも、ライブの楽しみ方である。

ライブ特有の一体感が他人との壁を取り除く。
皆、長年の友人の様に話が弾んだ。



■生主ブロマガイベントと比較

決定的な違いは「雰囲気作り」
しっとりと落ち着いた空気とお酒との相性が抜群である。
筆者は飲めないのでウーロン茶だったが、十分雰囲気を味わえた。

客層の違いは先に述べた通り
純粋に音楽を楽しみに来ているオシャレな人が多かった。
女性が多いのも特徴である。

そして何より違うのが「金返せ」の声が一切無かった事が大きい。


■今後の村民祭イベントについて

村民祭
次回の開催も決定しているという。

主催バッカス氏、曰く

「自分が歳を取り限界が来るまでやり続けたい。」
「最低でもあと10回は開催したい」

と、継続していく事を誓ってくれた。

これだけ多くの人を魅了し、多くのファンを生んだ村民祭イベント。
是非継続しニコ生の音楽イベントの代名詞になって頂きたい。


力也記者名:力也
プロフィール:福井から上京し「綿菓子屋ふわり」を開店
半年で潰すも現在チラシポスティングで生計を立てながら
元気にニコ生で活動中。35歳。
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ガジェット通信記者リンク:http://getnews.jp/archives/author/rikiya