自民党が参院選で大勝し、憲法改正賛成の勢力が国会の大勢を占めつつある。
俄かに憲法改正論議が喧しくなってきている。
さて、そのような世の中の動きとは一見無縁に見える横山緑の暗黒放送は一ヶ月間のアカウント停止中である。
その暗黒放送と憲法問題とがどう繋がるのか?
察しの良い読者はすでにお気づきだろう。
そう、暗黒放送と憲法改正問題を繋げるキーワードは「暗黒ルール」である。
暗黒ルールとは・・・
暗黒放送の主である横山緑本人が独自に考案した放送の基本理念である。
暗黒放送はこの暗黒ルールに基づきながら誕生、発展していったユーザー生放送である。
いわば暗黒ルールとは「暗黒放送の憲法」なのである。
その暗黒ルールの内容とは主に以下の5つである。
・放送での馴れ合い禁止
・放送者が笑っては ならない
・出会い禁止
・古事記禁止
・初心の気持ちを忘れてはならない
なかなかに厳しい戒めである。
横山緑のストイックなメンタリティがよく表現されている。
もちろんこれらのルールがきちんと守られているのかには、疑問を差し向ける人間も多いであろう。
かく言う筆者もその1人である。
ところで本物の憲法である我らが日本国憲法の方は、果たしてきちんと守られていると言えるのだろうか?
様々な意見があろうが、正確には守られていないというのが実態であろう。
特に憲法第9条。
日本国憲法第九条
第一項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
この憲法9条第二項では、日本は軍隊を保持しないと明確に書かれている。
しかし・・・
「自衛隊」は明らかに軍隊である。
憲法と矛盾している!
国の根幹である憲法が現実と矛盾をきたしているのである。
これは大変なことだ。
一方、横山緑も暗黒ルールに真っ向から反する行動を取っている。
暗黒ルールで「リスナーからお金は取らない」と明言しているにも関わらず、有料放送に度々出演してしまっているのだ。
暗黒放送の根幹である暗黒ルールと横山緑の行動とが矛盾をきたしているのである。
こちらも大変なことだ。
果たしてこの矛盾をどう切り抜けるのか?
本物の憲法の方は「解釈改憲」というやり方でどうにか無理やり整合性をつけている。
「解釈改憲」とは何か?
解釈改憲とは、「憲法は侵略戦争のための軍事力は禁止しているが、自衛権そのものは否定していない」といった解釈を施すことによって、現実との間の矛盾を切り抜ける手法である。
簡単に言うと無理筋の屁理屈で矛盾を誤魔化しているのである。
同じような解釈の変更は暗黒ルールでも行なわれてきた。
典型的な例が「出会いは禁止だがMは例外」である。
しかし、どんなに屁理屈をこねくり回そうとも矛盾は矛盾である。
自衛隊が軍隊であり、憲法9条が軍隊の保持を禁止していることは紛れもない事実である。
現在、国会は自衛隊発足以来50年以上続いてきたこの矛盾と真っ向から向かい合おうとしている。
憲法を改正するか、それとも自衛隊を廃止するか、意見は分かれるであろうが、日本はいずれどちらかの道を選択しなくてはならなくなるのではないだろうか?
国の根幹である憲法が現実と矛盾しているというのは、子供の教育上も、海外からの評判という意味でも決してよろしくはない。
もちろん同じことは暗黒ルールにも言える。
「リスナーからお金を取らない」というルールを変更するのか 、それともルールを貫徹するために有料放送への出演をやめるのか、選択するのは横山緑本人である。
横山緑は、今まで散々リスナーからお金を取っている生主を「古事記」と批判してきた。
その口先も渇かぬうちにしれっと有料放送に出演するのは、極めて不誠実であり、批判されて当然である。
横山緑はリスナーに対する信義を貫くためにも、暗黒放送を守るためにも、どちらを選ぶのか決めるべきである。
横山緑よ!決断の時は迫っているぞ!
さて本物の憲法問題とどっちが早く解決するのか?
見物である。
記者名:野田総理(記者)
プロフィール:新人記者の野田総理です!みなさーんよろしくねー
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Twitter:@nodasori2525
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コメント
コメントを書く暗黒ルールって何でしょうか。私はニコニコ生放送を面白いか面白くないかで見ています、TSで。暗黒放送Qは面白く無いので見ていません。
そんなどうでもいい事はともかく、なかなかマニアックな内容でこれもまた少しだけ勉強になります。憲法と絡ませて、お子様には少しだけ難しい記事ですが面白いです。その斜め上の発想、下さい。
逆に最近最も可笑しいラジオNo.1の○川典行さんですが、何故定期的に可笑しい髪形にしたり色にしたりするか分析しました。ただの情緒不安定です。それだけ。
最下位
緑が昔受けたインタビューの中で、暗黒ルールは
どういう放送か分かりやすくする為につけた、的な事を言っていて
初期の暗黒ルールは法と比べるほど厳密な物ではなかった。
その当時は緑自身も突っ込み待ち程度にしか見てなかったと思う。
その頃は企画の際、普通に差し入れを貰ったり、リア凸の際には
電話で許可とって菓子折りを持ってこいが口癖だったりした。
今なら乞食だと叩かれているようなこと。
でもこの頃のリスナーも、そういった行為を叩くことは無かった。
まったんとの出会いも応援するリスナーのほうが多かった。
差し入れを受け取ることも、まったんと出会うことも、
日常的によくある物のやり取りや、健全な出会いの範疇と認識されていた。
しかし乞食生主の出現や、女を食い物にする出会い系生主が出現し
ニコ生大手層の空気が変わり、リスナーの怒りも収まらず
緑がそれら乞食や出会い厨を批判し、続けることで
暗黒ルールがより厳密な物へと変わっていった。
ニコ生も、緑も、リスナーも、ニコ生という小さな世界の
時代の変化、流れに流されただけだと思ってる。
古事記のけんちゃんをあれだけ庇っておいて今更暗黒ルールもないっしょw
それにしてもユーザー生における古事記行為の是非まで暗黒さんがお決めになるんですか
さすがタレントともなると違いますねw
>>15が正論先輩過ぎて涙ちょちょぎれそう
>>No.5
つまり緑はニコ生という小さな世界から出て行かないといけない、という話だね。
ユーザ生からの引退。ユーザ生の生主の話題をするのも禁止。
こうすれば、「自らは意図せず」硬化してしまった暗黒ルールから解放される。
「古事記」と「リスナーからお金は取らない」は似て非なる物だと思いますよ。有料放送は有料配信の対価として金取ってるわけだし。ただし、類似はしてるので緑氏はこの点は暗黒ルールを変えてもいい思う。そうしないと、有料放送してる本人が苦しむだろう。むろん、出会い禁止は以前反故してるのでリスナーに一言謝るくらいはして良いとは思う。
まあ~緑氏はネガティブリストで強烈なルール作ったり、ルールを作りすぎたりすると、なんも出来なくなるよって我々に教えてくれてるのかもしれないし、ある種今の日本を反映してるのかも。
タイトルはおもしろい
緑メインにしてんだし書くべきだ記事だと思う
でもお前の顔を開幕もってくるのはやめてくれ
記事への興味が7割失せる
恩人の葬儀にも参列しない 薄情な貴方に人を批判する権利はございませんよ!
まずはご自分の襟を正し、しっかりと過去を反省してから立派な記事を書かれることをお勧めいたします。
暗黒ルールって言うのはそもそも 横山 緑を守る為の憲法ですか?