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片山、手堅い打ち回しで先行
5月6日、ついに麻雀最強戦のキングオブキングスとも言うべき歴代最強位代表決定戦が開催された。
出場者はA卓が片山まさゆき・鈴木たろう・沢崎誠・荒正義、B卓が伊藤優孝・小島武夫・二階堂瑠美・森山茂和という顔ぶれ。ここから片山・たろう・小島・森山が決勝へ駒を進めた。
決勝戦。片山が3局連続でアガリを決めるが、そのうち2局はヤミテンだった。
東1局 西家・片山![pai_s_ton.jpg]()
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ロン
ドラ![pai_s_ton.jpg]()
東3局 東家・片山![pai_s_ton.jpg]()
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ロン
ドラ![pai_s_ton.jpg]()
最初のアガリは、片山からみて待ちの![pai_s_ton.jpg]()
は5枚残り。東3局の待ち牌
は場に1枚出という状況で、いずれもリーチをかけて何ら不思議ではないテンパイである。手堅いといえば手堅いが、決勝は優勝以外意味がなく、リードはできるだけ多く取りたいところ。リーチは常套手段のはずだが、片山はどういう意図でヤミテンしたのか。
片山「たろうの仕掛けを警戒してのヤミテンです。東1局から軽い、あるいはバラバラからの仕掛けではないだろう、と。そのたろうとリーチ・
の手でめくり合うのは不利と判断し、渋々のヤミテンです」
また、親でのチートイツは巡目が遅くなり、1枚切れの字牌とはいえ単騎待ちがさほど強い待ちでないと判断してのヤミテンだった。小島・森山を含め、強い相手が揃った対局では、先手を取っても誰かが必ず追いついてくる。相手の力量をリスペクトしているからこそ、片山は石橋を叩いて渡るスタイルを貫いたのだ。相手3人と1万点以上の差を維持しながら南入した。
あの手この手で揺さぶるたろう
その片山のハートを揺さぶろうとしたのが麻雀ライアー・たろうである。ダブ
暗刻で![pai_r_4s.jpg]()
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とチーして![pai_s_ton.jpg]()
待ちのテンパイを入れたたろう。
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だが、9巡目に小島から出た
にロンをかけなかった。山越しで下家のトップ目・片山の直撃を狙ったのである。
まだ全員に親がある南1局なら、山越しにはまだ無警戒のはず。たろうはそこをあえて突いていった。結果はたろうの
ツモアガリで終わったが、たろうの意思が見える一局だった。
そして南2局、ついにたろうが親番で片山から直撃に成功した。
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のみの手を拒否し、トイトイに仕上げたたろう。そのテンパイにピンフでヤミテンしている片山が飛び込んだ。たろう、待望の7700直撃となる。鉄壁の守備をみせる片山をトップから引きずり下ろしたのだ。この時の片山の心境やいかに?
片山「この局が勝負所と思っていたのでテンパったら降りる気は全くなかったです。打った瞬間、『さすがたろうだ』とむしろ清清しい気持ちでした」
続く1本場もたろうがいきなり
・
をポン。トイトイ風を装ったブラフ気味の鳴きを入れる。前局のアガリもあって迫力は十分ある。だが、それを跳ね除けるかのごとく片山の手がサクサクと延びていき、234の三色のテンパイが入った。
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ドラ![pai_s_ton.jpg]()
今度は逆転を果たすべく即リーチをかけた片山。直後に森山のツモり三暗刻の追っかけリーチがかかるが、高目
でこのめくり合いを制し、再度トップに返り咲いた。
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片山「今日は麻雀の神様が自分に優しいなぁと思いました」
残り2局、普段以上に警戒しながら隙をみせない片山が逃げ切り、再びファイナル行きのチケットを勝ち取ったのである。
26年ぶりの戴冠へ向け、片山はこう語った。
片山「ファイナル16人の中で僕が一番勝ちにこだわってないと思います。僕は麻雀の違うところにこだわってこれからもずっと麻雀を打っていきたいです」
鈴木たろうのすげー一打
決勝戦 南2局 東家・鈴木たろう 7巡目 27800点持ち
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出る
ドラ![pai_s_ton.jpg]()
トップ目・片山と7400点差のたろうは、
をポンで打
。トイトイを目指してテンパイを崩した。 たろう「
ポンの時点でトイトイは意識してました」
その2巡前、たろうは![pai_s_ton.jpg]()
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のリャンカンからダブり牌の
を残して
を先打ち。
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これがトイトイ狙いの意思の表れだ たろう「持ち点・巡目を踏まえた上で、高打点が決まりそうなので、他家の進行は無視してもいいと思います」 この判断がズバリ決まり、トップ目の片山からのトイトイ直撃に成功したのである。
5月6日、ついに麻雀最強戦のキングオブキングスとも言うべき歴代最強位代表決定戦が開催された。
出場者はA卓が片山まさゆき・鈴木たろう・沢崎誠・荒正義、B卓が伊藤優孝・小島武夫・二階堂瑠美・森山茂和という顔ぶれ。ここから片山・たろう・小島・森山が決勝へ駒を進めた。
決勝戦。片山が3局連続でアガリを決めるが、そのうち2局はヤミテンだった。
東1局 西家・片山
東3局 東家・片山
最初のアガリは、片山からみて待ちの
片山「たろうの仕掛けを警戒してのヤミテンです。東1局から軽い、あるいはバラバラからの仕掛けではないだろう、と。そのたろうとリーチ・
また、親でのチートイツは巡目が遅くなり、1枚切れの字牌とはいえ単騎待ちがさほど強い待ちでないと判断してのヤミテンだった。小島・森山を含め、強い相手が揃った対局では、先手を取っても誰かが必ず追いついてくる。相手の力量をリスペクトしているからこそ、片山は石橋を叩いて渡るスタイルを貫いたのだ。相手3人と1万点以上の差を維持しながら南入した。
あの手この手で揺さぶるたろう
その片山のハートを揺さぶろうとしたのが麻雀ライアー・たろうである。ダブ
だが、9巡目に小島から出た
まだ全員に親がある南1局なら、山越しにはまだ無警戒のはず。たろうはそこをあえて突いていった。結果はたろうの
そして南2局、ついにたろうが親番で片山から直撃に成功した。
片山「この局が勝負所と思っていたのでテンパったら降りる気は全くなかったです。打った瞬間、『さすがたろうだ』とむしろ清清しい気持ちでした」
続く1本場もたろうがいきなり
今度は逆転を果たすべく即リーチをかけた片山。直後に森山のツモり三暗刻の追っかけリーチがかかるが、高目
片山「今日は麻雀の神様が自分に優しいなぁと思いました」
残り2局、普段以上に警戒しながら隙をみせない片山が逃げ切り、再びファイナル行きのチケットを勝ち取ったのである。
26年ぶりの戴冠へ向け、片山はこう語った。
片山「ファイナル16人の中で僕が一番勝ちにこだわってないと思います。僕は麻雀の違うところにこだわってこれからもずっと麻雀を打っていきたいです」
鈴木たろうのすげー一打
決勝戦 南2局 東家・鈴木たろう 7巡目 27800点持ち
トップ目・片山と7400点差のたろうは、
その2巡前、たろうは
これがトイトイ狙いの意思の表れだ たろう「持ち点・巡目を踏まえた上で、高打点が決まりそうなので、他家の進行は無視してもいいと思います」 この判断がズバリ決まり、トップ目の片山からのトイトイ直撃に成功したのである。
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