あざみと学ぼう。歴史ッ!!のコーナーで〜す♫


その123 鬼と呼ばれて

こんばんわあざみです。
この歴史をまなぼう☆では、魔界には欠かせないファクターである“歴史”を一緒に薊と学んでいこうではないか!!というブログです。

魔界での歴史上の武将たちのその生き様や、心意気、はたまたどうして死んだのかといういわゆる歴史を紹介し、魔界をさらに楽しんじゃおうという気持ちをもって筆をとらせていただいている次第です!


弁慶が降参する直前。
 
弁慶の記憶が脳裏に浮かんだ。
 
 
 
 
 
弁慶には、悲しい生い立ちがあった。
 
 
弁慶は、生まれる前から異質の子であった。
 
 
母の胎内に18ヶ月もの間存在し。(だいたい子が生まれてくるのが10ヶ月)
 
 
 
 
なんと生まれたときには2、3歳児の体つきで、髪は肩を隠すほど伸び、奥歯も前歯も生えそろっていたという。
 
 
 
「ああああ、妖じゃ。妖怪が胎内に巣食っておったあ。」
 
 
父はこれは鬼子だと言い。
生まれて間もない我が子を殺そうとした。
 
 
「いえええええええええあああああああああああああ!」
「やめなさいぃいいいいいいい!」
 
 
が、そこをなんとか叔母に引き取られ鬼若と命名され、京で育てられた。
 
 
 
そして肉親である父、母にも愛してもらえなかった子、弁慶は。
 
 
京で乱暴をし比叡山に入れられるが、そこでも乱暴が過ぎて追い出されてしまう。
 
 
追い出され。追い出され。
弁慶はついに京に戻ってくる。
 
 
 
京に戻ってきた弁慶は
千本の太刀を奪おうと悲願を立てるのであったのだが。
つづく。

それではまた明日のこの時間にお会いしましょう。
今宵はここまでに致しとう御座います。


                                        あざみ