第2回に紹介するのは、谷町六丁目にある“神戸の”洋食の店「もなみ」さんです。
このブロマガでは、放送では紹介しきれなかったお話をお届けします。
このお店で紹介するメニューは、ランチ限定の『Wハンバーク&海老フライ』1706円(税込)です。
放送でのレポートではまず最初に鉄板でハンバーグが焼かれる音をお届けしましたが、ハンバーグが二つ焼かれていました。
メニューでは360gと書かれています。一般的な一人前のハンバークは150~200gなので、正にWサイズ……なのですが、出てきたハンバークはそれよりもずいぶんとボリューミーです。
なんと1つ250g、2つで0.5kgもあるのです。
お話を伺うと、最初の頃は180gと一般的なサイズだったのですが、“感謝”の気持ちが募りに募って今のサイズまで大きくなったそうです。
もなみさんは、まず神戸の灘区で開店しました。
真摯に美味しいものを食べて頂きたいと始めた洋食屋さんでした。
その思いがお客さんを呼び込みます。
開店三年目、ある出来事が起きました。
結婚を考えているけれど、まだまだ頑張りたいと言うご主人。
それを知った常連さんが動きました。
「結婚式を自分たちで作ろう」
完全会費制。
最初は20人くらい集まって、なんならお店でやればいいと思っていたそうですが、なんと100人にもなろうかと言う規模に!
お客さんが自分たちの為に開いてくれた結婚式。
「この人たちの為にも頑張ろう」と心に決めたそうです。
そして、その2年後、阪神淡路大地震が起きたのです。
激震地であった灘区。 お店の入っていたビルも倒壊してしまいました。
常連の方の中にも亡くなった方がおられました。
「もなみは潰れてないぞ!」と言う心意気で、その時にある機材で路上でお弁当を販売し、お店を続けたのです。
そして、やはり手を差し伸べてくれたのは常連さんでした。
「大阪でお店をやらないか?」
今の谷町六丁目の店舗を紹介してくれたのです。
しかし、心の熱い常連さんたちが、ともに頑張る仲間たちがいる神戸を離れることは出来ませんでした。
決心がつかないでいるご主人の背中を押したのも、常連さんでした。
「チャンスはみんなにあるわけじゃない。いいじゃないか。お店を続けてほしい」
避難所生活をしている常連さんにそう背中を押されて、今の店舗に一時移転をするのでした。
神戸から大阪の店舗まで通勤しての出店でした。
車窓に映る凄惨たる被災状況。
自分が出来る事をする。
その気持ちで2年間は休まずに営業を続けたそうです。
神戸と大阪、近いようで遠いこの二つの地は、お客さんの個性も違っていました。
神戸と同じような接客をしてても、ぐいぐい来る大阪のお客さん。
最初は戸惑いもあったけれど、その大きな声裏側にある人情。
それに気付いてからは、神戸の時のように常連さんたちが増えていきました。
神戸を離れたくないと言う思いもあったけれど、いつしかお店には人が集まるようになっていたのです。
大阪に出店して7年目、神戸から大阪に引っ越しをして完全移転となりました。
それでもこのお店の原点は神戸にある。
そのため、今でもテーブルマットに書かれているお店の住所は神戸時代のままなのです。
もなみの原点は、お客さんたちへの“感謝”。
感謝の気持ちでだんだんと大きくなったハンバーグには、そんな歴史があるのです。
写真以上に大きいハンバーグは是非とも直接味わってほしいです。
こだわりは、しっかりと良いお肉を美味しい焼き加減で食べてもらうこと。
流行りの丸っこい形ではなく、ぺたんとしたパティ。
均一に火が通っていて、端を入れるとふわりと切れます。
火の入っていないレアではなく、食べるときに肉が固くなってしまう直前の理想的な火加減が美味しさのコツだとか。
あっさりとしたソースと相まって、まるで飲むかのような食感です。
そして海老フライも、火が入り過ぎないプリプリとしたのが2本。
噛んで良し、味わって良し。
胃に落ちても重さを感じないので、次々と口に運べてしまいます。
Wハンバーグだと量が多いですが、女性は一人前のハンバーグを頼まれるそうで、実は女性の方の来店が多いそうです。
おひとり様ならカウンターで、グループならテーブル席で、肉の美味しさと感謝の気持ちがたっぷりの絶品ハンバーグを是非ご賞味ください。
コラボステッカーはお店に入ってすぐのところに貼って下さいますので、チェックして下さいね!
このブロマガでは、放送では紹介しきれなかったお話をお届けします。
このお店で紹介するメニューは、ランチ限定の『Wハンバーク&海老フライ』1706円(税込)です。
放送でのレポートではまず最初に鉄板でハンバーグが焼かれる音をお届けしましたが、ハンバーグが二つ焼かれていました。
メニューでは360gと書かれています。一般的な一人前のハンバークは150~200gなので、正にWサイズ……なのですが、出てきたハンバークはそれよりもずいぶんとボリューミーです。
なんと1つ250g、2つで0.5kgもあるのです。
お話を伺うと、最初の頃は180gと一般的なサイズだったのですが、“感謝”の気持ちが募りに募って今のサイズまで大きくなったそうです。
もなみさんは、まず神戸の灘区で開店しました。
真摯に美味しいものを食べて頂きたいと始めた洋食屋さんでした。
その思いがお客さんを呼び込みます。
開店三年目、ある出来事が起きました。
結婚を考えているけれど、まだまだ頑張りたいと言うご主人。
それを知った常連さんが動きました。
「結婚式を自分たちで作ろう」
完全会費制。
最初は20人くらい集まって、なんならお店でやればいいと思っていたそうですが、なんと100人にもなろうかと言う規模に!
お客さんが自分たちの為に開いてくれた結婚式。
「この人たちの為にも頑張ろう」と心に決めたそうです。
そして、その2年後、阪神淡路大地震が起きたのです。
激震地であった灘区。 お店の入っていたビルも倒壊してしまいました。
常連の方の中にも亡くなった方がおられました。
「もなみは潰れてないぞ!」と言う心意気で、その時にある機材で路上でお弁当を販売し、お店を続けたのです。
そして、やはり手を差し伸べてくれたのは常連さんでした。
「大阪でお店をやらないか?」
今の谷町六丁目の店舗を紹介してくれたのです。
しかし、心の熱い常連さんたちが、ともに頑張る仲間たちがいる神戸を離れることは出来ませんでした。
決心がつかないでいるご主人の背中を押したのも、常連さんでした。
「チャンスはみんなにあるわけじゃない。いいじゃないか。お店を続けてほしい」
避難所生活をしている常連さんにそう背中を押されて、今の店舗に一時移転をするのでした。
神戸から大阪の店舗まで通勤しての出店でした。
車窓に映る凄惨たる被災状況。
自分が出来る事をする。
その気持ちで2年間は休まずに営業を続けたそうです。
神戸と大阪、近いようで遠いこの二つの地は、お客さんの個性も違っていました。
神戸と同じような接客をしてても、ぐいぐい来る大阪のお客さん。
最初は戸惑いもあったけれど、その大きな声裏側にある人情。
それに気付いてからは、神戸の時のように常連さんたちが増えていきました。
神戸を離れたくないと言う思いもあったけれど、いつしかお店には人が集まるようになっていたのです。
大阪に出店して7年目、神戸から大阪に引っ越しをして完全移転となりました。
それでもこのお店の原点は神戸にある。
そのため、今でもテーブルマットに書かれているお店の住所は神戸時代のままなのです。
もなみの原点は、お客さんたちへの“感謝”。
感謝の気持ちでだんだんと大きくなったハンバーグには、そんな歴史があるのです。
写真以上に大きいハンバーグは是非とも直接味わってほしいです。
こだわりは、しっかりと良いお肉を美味しい焼き加減で食べてもらうこと。
流行りの丸っこい形ではなく、ぺたんとしたパティ。
均一に火が通っていて、端を入れるとふわりと切れます。
火の入っていないレアではなく、食べるときに肉が固くなってしまう直前の理想的な火加減が美味しさのコツだとか。
あっさりとしたソースと相まって、まるで飲むかのような食感です。
そして海老フライも、火が入り過ぎないプリプリとしたのが2本。
噛んで良し、味わって良し。
胃に落ちても重さを感じないので、次々と口に運べてしまいます。
Wハンバーグだと量が多いですが、女性は一人前のハンバーグを頼まれるそうで、実は女性の方の来店が多いそうです。
おひとり様ならカウンターで、グループならテーブル席で、肉の美味しさと感謝の気持ちがたっぷりの絶品ハンバーグを是非ご賞味ください。
コラボステッカーはお店に入ってすぐのところに貼って下さいますので、チェックして下さいね!