高橋名人の「書いちゃった!」
続きが、かなり遅くなってしまって申し訳ありません。
書いてはみたものの、納得いかない部分があったので書き直しをしているうちに、こんなに期間が空いてしまいました。
今回ので満足か?と問われれば、決してそうではないのですが、これ以上時間をかけても無駄じゃないかとも思いますので、とりあえずその2としてアップさせていただきます。
さて、前回は、営業の中野さんと全国にある初心会という、任天堂の一次問屋の親睦団体を巡って、ハドソン製品の紹介と売り込みをしたところまで紹介しました。
この初心会というのは、現在は存在しません。
年代は定かではありませんが、1990年代後半に解散したと記憶しています。
とにかく、任天堂さんから紹介された問屋さんの団体になるわけです。
単純に初心会を通せばいいという事で動き始めたのですが、前回にも書いた様に、ファミコン自体でサードパーティというのが、初めてだった事もあって、そこら辺から分かって貰わなければいけませんでした。
さて、このゲームの紹介に関しては、いろんな場所に行ったものです。
とにかく説明出来る場所であれば、どこにでも行けばなんとかなるだろうと思ってました。
とある玩具屋さんの会合があると聞けば、そこにファミコンとモニターを持っていって説明をさせてもらったりもしました。
店頭でのゲーム大会などがあれば、そこにも出かけたと思いますが、まだこの1984年当時は、そういう店頭イベントはありませんでしたし、どちらかというと、対ユーザーでは無く、対ショップさんや問屋さんをメインに活動していましたので、そういう活動はしていなかったと記憶しています。
さて、この時点でハドソンが生産を計画しているのは、両タイトルを合わせて30万本でした。
これ以上作りたかったのですが、製造依頼するための資金が不足していたので、作る事が出来なかったというのが本当のところです。
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