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モトコッチ選手さん のコメント

努力家ですね...刺激になりました!
No.5
58ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
初めまして、aiと申します。 私は訪問看護をしている看護師です。訪問看護では看護師一人で利用者さん(在宅看護分野では患者さんを利用者さんと呼びます)の自宅を訪問しなければならず、身体的暴力や言葉の暴力、セクハラなど強い緊張を強いられる場面が少なくありません。生活上で問題を抱える方も多く、利用者さん本人はもちろん、家族や介護者も一度見聞きしただけでは戸惑ってしまうような独自の常識やルールの中で生きておられ、いわゆる「最低限の一般的な常識」や説明が通らない方も少なくありません(介護者の方が精神疾患や人格障害を持っている場合も珍しくありません)。 もちろんそういった方ばかりではないのですが、どうしても仕事をするうえで気になってしまうのは、そういった「困る」利用者さんたちです。 ★「看護ができない自分」の葛藤と悩み 私は訪問看護師になって数年たちますが、バイタルサイン測定(最も基本的なケアで、体温や血圧計測などのこと)を拒否されて途方にくれたり、理不尽な内容で一方的に怒鳴り散らされて居室から追い出されたことも一度や二度ではありません。また、犯罪歴のある方の家にも一人で行かなければならない場合もあり、中には刃物を持ち出されたというケースもあるため「もしそうなったら、どうやって逃げよう?」と考えながら仕事をすることはプレッシャーであり、かなり緊張する仕事内容だと感じています。 こういったことがあるたびに、自分に問題があるのだとくよくよ悩み、事務所に戻ってから上司にどう報告しようかと悩み、自分は利用者さんをまともにケアすることができない看護師なんだと考えてしまっていました。はじめはやる気があったはずなのですが、だんだん仕事に行くのがつらくなってきている自分自身に嫌気がさして来ていました。 DaiGoさんの動画は以前から見ていたのですが、すごいなあ、おもしろいなあと思いながら何となく見ていただけの状態で、実践には至っていませんでした。 ★主に活用した動画と書籍 前置きが長くなり申し訳ありません。上記のような状況を何とか変えたいと思い、動画やそこで紹介されていた本を読んで実践をしてみた結果、状況に惑わされるだけだった自分が少し変わることができ、自分なりに生きるのが楽になったなと成果を感じたので、整理するためにまとめました。 ・主に活用した動画 サイコパス式アホを相手にしないスルーの技術 ブログ▶︎ https://daigoblog.jp/psychopath-ability/ 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/1544294044 人生を台無しにする12の考え方の罠 ブログ▶︎ https://daigoblog.jp/12trap-misfortune/ 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/so34359232 悲劇的逆境から立ち直るための7つの習慣 ブログ▶︎ https://daigoblog.jp/storyteller-brain/ 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/1551498063 ストレスを力に変える心理学 ブログ▶︎ https://daigoblog.jp/changestress-force/ 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/1454041141 「知的謙遜」関連の動画 Googleが最重要視するチカラ【知的謙遜入門】最強の判断力と知的成長を手に入れる方法 メンタルブログ▶︎ https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1828233 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/so35823903 身に付けたらGoogle採用! 知的謙遜を身につける19の行動 メンタルブログ▶︎ https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1828233 動画▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/so35837329 ・主に活用した本 マインドセット「やればできる! 」の研究 posted with amazlet at 20.02.13 キャロル・S・ドゥエック 草思社 売り上げランキング: 585 Amazon.co.jpで詳細を見る スタンフォードのストレスを力に変える教科書 posted with amazlet at 20.02.13 ケリー・マクゴニガル 大和書房 売り上げランキング: 8,268 Amazon.co.jpで詳細を見る サイコパス 秘められた能力 posted with amazlet at 20.02.13 ケヴィン・ダットン NHK出版 売り上げランキング: 11,807 Amazon.co.jpで詳細を見る サイコパスに学ぶ成功法則 posted with amazlet at 20.02.13 ケヴィン・ダットン アンディ・マクナブ 竹書房 売り上げランキング: 4,344 Amazon.co.jpで詳細を見る insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力 posted with amazlet at 20.02.13 ターシャ・ユーリック 英治出版 (2019-06-26) 売り上げランキング: 1,557 Amazon.co.jpで詳細を見る ★動画と書籍の具体的活用方法 上記の動画と書籍をつまみ食いのような要領で考え方の中に取り入れ、実践してみました。以下に一例をあげて説明します。 特に、「悲劇的逆境~」の動画に当てはめると、自分の気持ちや凝り固まった考えが少しずつ解消されていくのが(個人的な感覚になりますが)、よくわかりました。 「感情予測を信じない」「メンタル免疫システムを信じる」「脳内ストーリーテラーに反論する」などは、すぐに実践でき、行くのが怖い訪問の前には必ずこの動画のポイントを確認するようにしました。 一例ですが「脳内ストーリーテラーに反論」を活用した時には、「怒鳴られて追い返された」→「私は看護がまともにできない。対応力がない」というストーリーテラーに対して、⇔「相手は認知症で易怒性(認知症による脳の変化によって感情を司る能力が衰えた結果、怒りやすくなる状態)がある人だ。カルテを振り返っても、ほとんどの人が怒鳴られている。主治医すらバイタルサイン測定を拒否されているではないか。利用者さんの気分によってケアができたりできなかったりだから、私だけではない。部屋に入れたことで生活環境の情報収集や薬の内服状況は確認できた。これも立派なケアの一部のはずだ」と反論しました。 つまり、「認知症による感情障害がある」という、解剖生理学的な根拠を思い出せたことで相手の「怒り」を「自分にたたきつけられた感情」ではなく「症状である」と考えられたことで、状況を一歩引いて客観視することにつながったのではないかと思います。 また、ネガティブなことを生成しがちな脳内ストーリーテラーに反論することで、自分のしている行動は少なくとも間違いではない、看護の一部なんだと考えることで気を落ち着けることができました。 ※エクスプレッシブライティングの一部です。一部純粋にエクスプレッシブライティングじゃない部分も含みますが、自分なりに書いていました(字が汚い……)。 ★良いサイコパスに学び「看護ケアを開く」 また、利用者さんの中に特定の看護師何人かを無視する人もいて、私は無視される側でした。もちろん何もさせてもらえず(無理に何かをしようとすれば、暴れてしまう方でした)、無視されることは上司にも報告しているのですが「気にしなくていいから」と訪問するようにシフトが組まれるので行くしかありません(決して上司が分かってくれないわけではなく、いろいろな事情により訪問者の融通を聞かせることができない場合があるためです)。精神障害のある方で、逮捕歴もあるのでどうしてもどこかに怖い思いがあり、「こんな思いまでして来ても何もさせてもらえないし、自分は何のために訪問しているんだろう……」と毎回の訪問がとてもつらいものでした。 偏見の目で見ている自分が悪いのではないか、何か気に入らないことをしたから無視されるのではないかと、ずっと考え続けてしまい、とてもストレスを感じていました。 たぶん、私はどこかで「自分は仕事ができる」と思っていたのだと思います。自分の能力を証明しなくてはならないという「硬直マインドセット」であり、「何もできないで帰らされる」という事実が、自分の能力不足を見せつけられるようで我慢できなかったのではないかと思います。知的謙遜も全然足りていなかったなあと今になって思います。 ※動画を見ながらとったノートやワークの一部です。 ★自己認識を向上させることができた、かもしれない この出来事には、逆境の動画に加えて「サイコパスに学ぶ成功法則」の内容が、個人的には非常に精神状態の向上に役立ちました。 「不快なことは個人的な屈辱として受け止めない」「相手が何を考えるかということまで、あなたはコントロールできない。それなら何を悩む必要があるのか?」「あなたの問題ではなく、相手の問題だ」という考え方には驚かされ、仕事に限らず、プライベートなどでも心に引っかかる出来事があった場合、必ず思い出すことで以前に比べればかなり「被害者意識の被害者にならない」よう、客観的視点で物事を見られるようになったと思います。 なかでも、不快なことを個人的な屈辱として受け止めないという考え方は、私にとって人生が180度変わるくらいの衝撃を受ける考え方でした。 加えて、「私は利用者さんや他人の言動に影響されて、動揺することが多い人間なんだ」「自分はまだこのレベルなんだ」と認めることで知的謙遜を意識し、「ここからどうレベルアップできるか考えよう」とクリエイティブな思考を持つことを意識するよう努めました。レベルアップのため、精神疾患看護に関する書籍を読んだり、研修に参加して知識を深められるよう行動することができました。 さらに、ありがたいことに職場では良くしてもらっているので周りの先輩に助けを求める・状況を客観的に見てもらって新たな視点をもらうといった行動もとりました。すると、意外と先輩も同じことで悩んでいたり、自分では考えもつかなかった視点をもらうことができ、同じ事柄でも視点が違うとこういう考えになるんだなと感動しました。私自身が他者からどう見られているのこというフィードバックももらうことができ、大きな発見につながりました。 何もしなかった時の緊張感や「いやだなあ」という気持ちが10としたら、動画や本を見て実践し始めたころは7くらいになり、最近では3くらいと、まだ少し緊張したり、無力感を感じることもありますが、だんだん同じような状況でも「なんでもないことのように」仕事ができるようになってきました。 例えば、無視される方の訪問ではかなりの短時間で訪問が終わってしまうため(上司も了承済みです)、「早く終わってラッキーだった! さっさと事務所に帰って、ほかの仕事を片付けよう」という前向きで、むしろ得をした気持ちすら湧くようになってきました(「人生を台無しにする12の考え方の罠」の動画から学んだのだと思います)。 とある寝たきりの方の訪問では、寝衣の交換をするときに「痛い!どういうつもりだ!」と怒鳴られたことがあり、その時は何とか最後までケアを行ったものの、いい歳をして半泣きで帰りました(関節拘縮で、手足の関節がほとんど曲がらない方でした)。 次回の訪問が憂鬱でしたが、「ストレスを力に変える教科書」、「ストレスを力に変える心理学」の動画で勉強した結果、「この状況が、ストレスを与えて私を強くするための材料になってくれているんだ」と気づきました。次回の訪問前には一から痛くない寝衣交換介助の勉強をしなおして図のように手順書を作成し、訪問に臨みました。そして、少なくとも怒鳴られることはなく訪問を終えることができました。その時はうれしくて、また半泣きで帰りました。 ★過去や未来についての不安感が減り、看護師以外の世界にも興味を持った またきっと自分の能力が及ばない出来事に遭遇することがあるとしても、レジリエンスや免疫についての知識を活用して、乗り越えるための行動ができると考えることで、未来や過去を過剰に気に病む必要がないと考えられるようになりました。 一昨年からボディスキャン瞑想をはじめ、昨年からHIITも始めているのでメンタルの強い体づくりも頑張っていきたいと思います。仏教僧や良いサイコパスの精神状態に少しでも近づけるようになりたいです。(おおざっぱな目標ですが……) また、看護師という職業にこだわらず、房総理の動画を見て投資に興味を持ち、インデックス投資に加えていくつかの個別銘柄を買ってみたりしています。視野が広がって、生き方は一つじゃないんだなあと当たり前のことをしみじみ感じています。 長いうえに分かりにくい文章ですが、成果を報告させていただきたくて書きました。弟子の皆様の中にも看護師さんがおられると思います。その方々の実践されていることや成果なども聞きたいです。もちろん職業関係なく、ほかの方の実践記録やワークの内容など、いつも本当にすごいなあと思いながら拝見させていただいています。これからもDaiGoさんや弟子の方々から勉強させていただきたいと思います。 Ai 他にも、特にこのサブチャンネルまでチェックしていただいている方々には知識を実践し行動に移している方々が多いと感じています。 ぜひ自分の経験も他の方々の役に立てたいという方は下記のフォームからワードなどで送ってみてください。 チームDaiGo募集企画 受付フォーム▶︎ https://daigoblog.jp/recruitment/ その他ご意見ご感想など▶︎ブロマガ担当こばやしまで https://twitter.com/honya_trip 記事化希望や再配信の希望も受付中。 弟子の皆さんの知識の実践方法や活用方法など、リプライかDMで受付ます(=^x^=) みなさん自身がどのように人生を変えたり日々挑戦し前に進んでいるのかということもぜひ教えてください。適宜紹介もさせてもらったり皆で共有できたらと思います。
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メンタリストDaiGoの「Dラボ」の知識をより活用したい方のためのブログです。

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