ボケットさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
あなたはゲームが好きですか?
ゲームをしている家族や友達に対してどのように思いますか?
今回は、子供のゲームをすることによるメリットとデメリットについての相談をもとに、子供に限らず大人も含めてゲームの与える効果についてまとめてみたいと思います。
Q. 子供がゲームをするメリットやデメリットがあれば教えて下さい。もしメリットがあるとするとどんなゲームがいいでしょうか?
ゲームに関しては、適当なことを言っている頭の悪いうどんしか食っていない政治家とかいますが、あのようなエビデンスがないことで騒いでいる人は放置しておけばいいと思います。
実は、 ゲームも種類によります 。
昔本を読むことが責められた時代があったのをご存知でしょうか。
ずいぶん昔のことですが、本を読むことによって人との会話がなくなるので、本を読むことは人間にとって良くない行為だと言われた時代がありました。
テレビも同じように良くないと騒がれたこともあります。
ゲームも人にとって良くないと言われ、今では SNS が良くないと騒がれています。
ですが、これら全て結局のところ使い方次第です。
ゲームも SNS も使い方です。
暴力的なゲームをすると暴力性が増大してしまうという研究もありましたが、今はそれも覆っていて、別に関係ないのではないかと言われています。
子供達にとって社会に出てから一番役に立つゲームとして考えると、仲間と協力することが必要になるゲーム です。
仲間とチームを組んで協力して何かのクエストをクリアするとか、ゴールにたどり着いたり目標を達成するというような協力を促してくれるゲームであれば、それは子供たちの社交性を高めることに役立ちます。
ですから、1人で黙々とするようなゲームではあまりメリットはないかもしれませんが、人と協力関係を作るようなゲームであれば、それは社会に出た時のロールプレイのような役割を果たしてくれると思います。
ゲームをすべて一律に禁止するというのは科学的に見た時に間違っていますし、それを強要するうどんしか食べていない政治家は、ゲーム脳を疑う前に自分のうどん脳の方を疑った方が良いのではないかと思います 笑。
以上がDaiGo師匠の回答でした。
人間の性格も、お金も、ゲームやスマホも、結局のところ使い方次第ということです。
使い方しだいでメリットもあればデメリットもあり、使い方が変わればその価値も変わります。
その使い方を理解してもらうために、ゲームの効果について学んで頂けたらと思います。
ゲームを人生に活かすためのおすすめ本
スーパーベターになろう!──ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」 (早川書房)
ゲームを使って人生を変える方法とそれにまつわる科学を学ぶことができるので、ゲーム好きの方には特に読んでもらいたい本です。
ゲームと言われると時間の無駄のように考えて、ゲームをし過ぎた時に自分を責めてしまう人もいるかもしれませんが、別に自分を責める必要はなくその特性の活かす使い方をしているかどうかの方がはるかに大切です。
ゲーム依存症で人生を無駄にしてしまう人の特徴とは?!
程よくゲームを楽しむことができる人もいれば、ゲームにハマる人もいるし、いわゆる依存症のレベルまでになり人生に害が出る状況にまでなってしまう人もいます。
ゲームに使い方次第でメリットがあると言っても、依存症のレベルにまでなってしまえば意味がありません。
ブリガムヤング大学の研究で、15歳の男女385人を6年ほど追跡調査して、ゲームのプレイ回数やゲームへの依存度、ゲームを行うことによる健康被害や人生へのダメージなどをチェックしています。
ゲームが好きな人たちを対象に、単なるゲーム好きとゲーム依存症の違いを調べています。
ゲーマーのうち依存症になるのは10%程度
その結果分かったこととして、対象になったゲーマーのうちおよそ10%がゲーム依存症と診断されました。
ですから、 ゲームに相当ハマっているゲーマーの人達でも、依存症のレベルでゲームにハマって戻って来れなくなってしまう確率は10%ほど しかないということです。
もちろん、そこまでのレベルにならなくても、ゲームのしすぎでパートナーとの関係が悪くなったり、仕事に集中できなくなってしまう、勉強時間が減ってしまう、寝不足になるなどの問題も起こり得ますが、戻ってこれないレベルまでハマってしまう確率は10%ほどだということです。
そういう意味では、 ゲームがかなり好きなゲーマーの人達でも90%の人たちは、大事な仕事ができたり自分の夢が見つかったり、自分がどうしてもしたいもっと面白いものを見つけたという時には、ゲームをやりすぎている状況から戻ってくることができる わけです。
ゲーム依存症の症状は?
そして、10%のゲーム依存症と診断された人たちにどんな症状が出ていたのかというと、うつ症状や攻撃性の上昇、内向的傾向の増加や不安の増加などが確認されていました。
つまり、 ゲームをすることによりネガティブな感情を感じていて、不安が増加しているのにやめられないという状況がゲーム依存症の人の特徴 ということになります。
多くの人が思っているほどゲーム依存症には簡単にはならないということです。
経済的に安定している人も注意が必要
ゲーム依存症になる人は、いわゆる引きこもりのオタクだと考えている人もいると思いますが、実は、 ゲーム依存症になる人は経済的に安定しているケースも結構多い ようです。
例えば、それなりにいい仕事に就いて仕事もちゃんとしているけれど、休みの日には家族とも一切会話をすることもなくゲームばかりしてしまうなど、経済的に安定しているにもかかわらずゲーム依存症になってしまう人も結構いるということです。
ゲーム依存症になりやすい人の性格的特徴とは?
この6年間の追跡調査を行った最初の時点で、2つのポイントを満たしている人ほどゲーム依存になりやすかったということが分かっています。
ポイント1 :男性であること
ポイント2 :向社会的行動の少なさ
この2つを満たしている人ほどゲーム依存症になりやすかったということです。
向社会的行動というのは簡単に言うと親切な行動で、自分以外の人のため、社会のために繋がる行動のことを向社会的行動と呼び、これが少ない人ということですから、 他人に対して不親切な男性ほどゲーム依存になりやすかった ということになります。
なんとなく思い当たる男性の方は、向社会的行動を増やすように、自分の性格を変えていくということをした方がいいのではないかということがこの研究から考察できることです。
頭が良くなるゲームの3つの特徴
脳の容量がアップするゲームとは?!
ドイツのシャリテ大学の研究でスーパーマリオ64を1日に30分ずつしてもらうという実験を行っています。
2ヶ月後に全員の脳を MRI で調べたところ、何もしなかった人たちに比べて スーパーマリオ64をした人達は短期記憶を司る海馬、理性や集中力を司っている前頭前皮質、さらに運動能力を司っている小脳のサイズが大きくなった という結果が出ています。
頭が良くなるゲームの3つの条件
リアルタイムの判断が要求される
謎解きの要素がある
3D空間を飛び回るかどうか
この3つの条件を満たすとスーパーマリオ64でなくても効果を得られるということです。
他のロンドン大学の研究も参照すると、 リアルタイムストラテジーというリアルタイムの判断を必要とするゲームが脳の判断能力をあげてくれて学習能力を高めてくれます 。
この手のゲームはミスると死んでしまいますからどうすればいいのかということを学ぶようになります。
その学習により脳は筋トレをするように鍛えられて判断能力が上がっていくということです。 過去の間違いから学び取る能力をリアルタイムストラテジー系のゲームは鍛えてくれる のではということです。
ここから先は、さらに頭が良くなるゲームやゲームのやり方、ダイエットや恋愛にも役に立つゲームについて紹介させてもらいます。
ゲームを上手に使って人生をより良い方向に進めたい方は続きをチェックしてみてください。
メンタリストDaiGoの「Dラボ」の知識をより活用したい方のためのブログです。
※紹介する本のAmazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。
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A. アクションやパズルゲームは脳を鍛えるというのは、以前、DaiGoさんも仰っていましたし、記事の通りかと思います( ¨̮ )
僕は、子どもの時、断然、アクションゲーム派でした!(次にパズルゲームを多くしていたと思います)
また、RPGは特別支援教育にも活用されていることがあります☆
自閉症のお子さんなどは「先を見通す力は弱い」ので、ゲームでそれを鍛えるのはアリなのでは?という見解も世の中にはあります( ¨̮ )学校では、さすがにゲームはできないので、RPGではありませんが「人生ゲーム」をする教室でされる方もいますね!
記事にある「協力プレイ」なら、学校では「ボードゲーム」☆
こちらも、その効果は確認され始めていて、自由度の高い学校や教室では、積極的に行われていたりしますよ(^^)/
ただ、子どもの場合、「ゲームのやりすぎ」はやはり禁物かと思います。
特に、子どもにとっては、成長を促す「成長ホルモン」の働きは重要で、「ゲームをやりすぎてるな」と感じる子は、聞いてみると、だいたい【夜遅くまでゲーム】をしているんですね…。
これの何が問題なのかというと「ゲーム依存」ではなく、【睡眠不足による日中のパフォーマンスの低下】。これが大きな問題なんです。
学校の勉強は日中に行われてますので、日中にパフォーマンスが低下していると、勉強についていけなくなります。
そして、勉強についていけなくなる日々が積み重なると、子どもは「自己肯定感下げます」。
勉強についていけなくなるのは、僕はさほど気にしないのですが、「自己肯定感を下げる」のは、大きな問題です。
勉強以外の何かで自己肯定感が確保されてるなら構わないと思うのですが、残念ながら、睡眠不足で日中にパフォーマンスが下がっている子は、ほぼ何をやってもうまくいきづらいです。だから、他の何かでもなかなか自己肯定感は上げづらいんですよね…。
子どもにも【きちんとした睡眠時間を】!
睡眠不足のデメリットを知った上で、ゲームを与え、上手に使えるのなら、よいと思います(^^)/
ボケット(@小学校の先生)
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