ども! 店長のイケダです。

 「ランブルプラザ」にはエレベーターなどという甘えた設備が存在しないため、ここ1ヶ月はアーケードゲーム筐体を人力で二階フロアに上げる、一階や地下フロアに降ろすという力仕事をしこたまやっていました。

 ……なので、突然ですが発表します!

 池袋ゲーセンミカド・オープン記念「重かったゲーム筐体ベスト5!」

第5位 『ソウルリバース』(のターミナル)

 でかい! バラせない! 苦労のわりにまったく稼がない! 肉体的・精神的にダブルでキツくて憎いやつだ!

第4位 「デルタ筐体」

 バランス悪いうえにFRPなどの軟弱な部品を一切排除したフルメタルボディ! 数々のゲーセン店員たちの腰を破壊した往年の名機「エアロシティ」と同じ重量を持った感覚を超えている場合、我々は愛を持って「エアロ越え」と呼ぶ。こいつも文句無しにエアロを超えている。

第3位 『バーチャファイター5』ターミナル

 一見すると小柄に見えるが、こいつのモニターはなんとブラウン管!! 太鼓判の「エアロ越え」筐体だ。あと、重いくせにまったく金を稼がない点も見逃せない!

第2位 「ノアールキャビネット」

 最新の『鉄拳』シリーズや『VSガンダム』シリーズなどが稼働する、バンダイナムコ製のメジャー筐体。この筐体の設計者たちはどうしても「エアロシティ」に勝ちたかった……しかも望むのは圧倒的勝利だ。今後は「ノアール越え」という価値観が広まっていくだろう。数々のゲーセン店員の腰を破壊しながら……(※一部フィクション含)

第1位 (旧)MJ筐体

 なにこれ? フルメタルボディで中身がブラウン管なのはわかるが、あまりにも重たすぎて「漬物石でも入ってんのか!?」と思うほど。階段から手降ろしで作業している最中に身の危険を感じた我々は、「池袋ミカド」の地下に設置することを諦めざるを得なかった……。

 バンダイナムコがセガの「エアロシティ」を超えた! しかし、それはいっときの栄華だったのた。やはり最後はセガ!! 文句無しの「ノアール越え」。設計した奴にいつか聞きたい。

「持ったことある?」と。

 以上の結果でした!

 俺もすでに40代だ。圧倒的に持久力は若い頃に劣る。

 なので、メーカーの皆さん!

 ゲーセン店員に優しい、重量を意識した筐体設計を頼みます!!

 (10月14日に溝の口でライブを行った翌日、全身バキバキで『バーチャ5』の筐体を6台も二階に上げた。しんどかったが、おかげで「アストロシティ」「ブラストシティ」をふわふわと感じることができた。まるで羽のようだ……)。

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