全国800万人のアーケードゲームファンのみなさま、こんにちは。「ゲーセンミカド」ブロマガ編集班です。

 11月17日(土)開催するライブイベント「高田馬場ゲーセンミカド×シティコネクション プレゼンツ【“GIGS” CASE OF NO FUTURE】」に向けて行われたトークライブ“GIGS” CASE OF NO FUTURE 前夜祭】。

 BAD CONNECTION、FANTOM IRIS、そしてNO FUTUREといった出演バンド陣が「人生を変えた曲!」と題し、好きな曲を爆音で流しながら、思い思いのエピソードを語るという内容をお送りしましたが、
各バンドのメンバーが挙げた「人生を変えた曲!」を複数回に分けてご紹介します!

 第二回目はFA
NTOM IRIS!
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d1ef3775ac10afa6a6971bc250925df01dc41e32ギタリスト・ぱっつん推薦!

ルルティア/『トロイメライ』


 人生で初めてプレイしたのが初代『バーチャファイター』っていうぐらいセガっ子としての英才教育を受けながら育ったんですけど、小学校5年生の時にアニメ『ソニックX』が始まったんですよ。日曜日になると8時30分から毎週見てたんですが、9時からはアニメ『ポポロクロイス』も始まるんですよ。その主題歌だったこれを初めて聴いた時は衝撃を受けましたね。「この綺麗な歌声はなんだ!?」と。

 あまり有名ではないアーティストさんなので、CDショップに行っても売ってなく、『ポポロクロイス』のアニメが終わってからCDを買うまでに2年ぐらい空いてるんですよ。そこから他のアルバムとかも買って聴き込んで、ルルティアさんの歌を聴かなかった期間がこの15年で一週間以上空いたことがないってぐらいに好きです。

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X/『紅』

高校1年生の時、『太鼓の達人』にすごいハマってて、そこでX(JAPAN)の「紅」を聴いたんですよ。本人歌唱じゃないことは置いといて、ギターソロを聴いた時に「ギターってこういう面白いフレーズを弾けるんだ」と思い、趣味でギターをやってる父親に「自分もギターをやってみたい」って言ったら「これ使ってないからやるよ」と、すぐに一本用意してくれて。なので最初にコピーしたのも『紅』ですね。かれこれ10年ほど経ちました。








e9302c09bb0af1529b92bb48fe176fc3d59efc62ゲストボーカル・uyu推薦!

篠原涼子/『恋しさと切なさと心強さと』

この曲が映画で使われてたことを周りのみんなは信じてくれないんですけど(笑)、人生で初めて買ったCDがこれなんですよ。それまでは、『ガラガラヘビがやってくる』(とんねるず)とか『SAY YES』(CHAGE and ASKA)とか、親が許すしか曲しか聴いてなかったんです。親指に水ぶくれができるぐらい、スーファミ版の『ストII』で波動拳とスピニングバードキックを出す練習をしていたという思い出が蘇りますね。これを機に『ストリートファイターII』の楽しさを知ってもらって、私にスピニングバードキックの出し方を教えてください(笑)。






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キーボーディスト・じんじゃ推薦!

『風のクロノア』/『Resurrection』
(辰田朋子&井村絵里子作曲/『風のクロノア』オリジナル・サウンドトラック収録)

『風のクロノア』はメルヘンチックで元気なキャラクターが魔王を倒すっていうのが大筋ののストーリーなんですけど、ラストが衝撃的すぎまして。


 「君はこの世界に存在していないんだ!」って、それまで相棒だった月の国の王子・ヒューポーが言うんですよ。「今までやってきたことはなんだったんだ!」という衝撃ですよね。魔王がグチャグチャにした世界を歌姫が『再生の歌(Resurrection)』を歌って再生するんですけど、元に戻すっていうのはつまり異分子が排除されるので、主人公のクロノアは次元の穴に吸い込まれ、ヒューポーとも永遠の別れになるんですよ。枯れた大事が緑をだんだん取り戻していく中、ワームホームみたいな穴がクロノアを容赦なく吸い込み、ヒューポーはクロノアの名前を呼びながら引き留めようとする。当時小学4年生だった私はこのシーンでボロ泣きですよ。

 「世の中、幸せなことだけじゃない」と、頭ではわかっていても、音楽と動画が相まったゲーム画面中でまざまざと見せつけられたのは、私の人生に衝撃を与えました。



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ベーシスト・kyo-ji推薦!

『ガンフロンティア』/『砂漠の山嵐』『Maspy』
(福森秀敏作曲/G.S.M. 1500シリーズ『ルナーク / ガンフロンティア』収録)

シューティングゲームとゲームミュージックに対する最初の一歩として、自分の人生を変えたのはこの曲です。


 当時は小学生だったので遊ぶお金はなかったんですが、メガロ50の筐体で遊んでるプレイヤーの後ろでずっと見てたし、音楽も聴いてたんですよ。

 『ガンフロンティア』は全6面なんですけど、5面のボス戦で1面BGM『砂漠の山嵐』が流れるんですよ。地中に隠れていた強大機動要塞が発進しながら戦うんですけど、最終戦力戦で流れるっていうのもアツいし、サイレンとか地響きっていうSEが聞こえてくると、1面で流れるのとは違うんですよ。アニメの最終回でオープニング曲が流れる「男の子なら大好き展開」みたいな(笑)。

 6面では大破した5面ボスの残骸から金色の棺が出てくるんですけど、それを逃がすために、これまでに出てきた敵の大型・中型機がバーッと出てくるんですが、こっちのショット一発で死ぬぐらいに攻撃能力もないんですよ。でも、敵側にも戦う理由というか「守るべきものがあるんだ」っていうところにグッときちゃって。この曲は勇壮感があるわけでもないし、悲壮感があるわけでもないし、お互いの正義を淡々と歌い上げるようなのが伝わってきて。
 
 最後は雷鳴轟く雲海の中でラスボスと一騎打ちの決戦なんですが、小学生ながらに涙が出てきたんですよ、カッコよすぎて。これで泣けるのは自分でもびっくりしたし、初めての経験でした。

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ベースを始めたきっかけ!

『ウルフファング 空牙2001』
(竹本晃(ゲーマデリック)作曲/G.S.M. 1500シリーズ『ウルフファング/タンブルポップ』収録)

パーツを選べるし、機体の名前も変わるし、曲もカッコいいし、「なんてゲームなんだ!」と思いながらゲーセンで他人のプレイをずっと見てましたね。


 僕はずっとピアノをやってたので、ゲームをやるお金はもらえないんですけど、CDを買うお金はもらえたんですよ。で、『ウルフファング』のCDを買ったらアレンジバージョンが入っていて、ベースソロを聴いた時に「ベースってこんなことできるんだ!」って衝撃を受けたんですよ。当時はピアノしか知らなかったので、いつか自分でも弾いてみたいなと思い、高校生になってから始めましたね。

 ゲーマデリックのアトミック濱田さんとも去年の「DONDONBOCCHI MATTEMASU」でも共演させていただいて、きっかけとなった人に感謝を伝えられるっていうのは本当に幸せでしたし、好きで続けてきてよかったなって思います。アトミック濱田さんから「俺たちはここまでやったから、今度は君が伝える番だよ」と言ってくださった時、本当に涙が出そうになって。これはもうこのメンバーでやり続けるしかないなって思いました。



 11月17日開催【“GIGS” CASE OF NO FUTURE 】の情報と前売り券については以下をご参照ください!

■一般前売券
1枚3000円
(※入場時に別途ドリンク代が掛かります)
ローソンチケット/ロッピーにて販売中!

Lコード:74590
http://l-tike.com/order/?gLcode=74590

■場所(←New!!)
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-4-1 新宿Qフラットビル 01 (B1F)
「ライブハウスFMV」
http://f-n-valve.com/

※駅からのアクセス
http://f-n-valve.com/access/
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20枚限定「NO FUTUREサポーターVIPチケット(1枚5000円)」を「高田馬場ゲーセンミカド」で販売中! 

購入特典
・1ドリンク無料
・NO FUTUREサポーターVIPTシャツ支給
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・NO FUTUREリハーサル時より優先入場可能
・搬入搬出手伝い可能
・当日出演者サイン入り軍手支給
・当日弁当支給(※やる気次第では物販も手伝えます!!)
・打ち上げ参加可能(別料金)

■時間
開場11時30分/開演12時00分(終演は14時45分頃を予定しています)。