ども! イケダミノロックです!

 ミカドのコラボレーション企画第二弾、北海道札幌市の名店スガイディノスさんでの出張イベントのお話とレポート。今回は第3回目です!

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■5月31日 22時~
 イベント前日。スガイディノスに到着し、『アカとブルー タイプレボリューション』の設置を開始。俺と千賀社長はビュウリックス筐体のモニターを横から縦に変換する作業を銀河系で一番数多くやっている二人だ。今までのなかでも最速で設置を完了させたと思う。

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 閉店までにあと1時間あるので「イベント前日だがこのまま稼働しちまえ!」とロケテをすぐに開始。その後、佐々木部長と軽い打ち合わせと技術スタッフとの顔合わせをする。しかしスガイディノスのスタッフたちはビデオゲームのメンテに強い! 今時、そんなスタッフなかなかいないよ(そもそもふつうのゲーセンにビデオゲームが設置されていないからね)。

 その後、ホテルで酒を飲み就寝。アキラは明け方まで現地の『ガロスペ』勢と交流してたみたいだ(笑)。

■6月1日 10時~
 いよいよイベント当日! 俺より先にアキラと川島さんがスガイディノスに入り、配信やマイクなどのセッティング。俺はというと、寝坊してイベント開始11時ギリギリに到着(すんません……)。

 すでに朝から10セットあるガロスペの対戦台はすべて埋まり、『アカとブルー タイプレボリューション』には長蛇の列ができている。ミカドちゃんバッジも飛ぶように売れてるみたいだ。もうね、この光景にはマジで感動した! これぞ、俺の理想のゲーセン! ゲーセンミカドがまるごとやってきた!

 ……惜しむらくはスガイディノスが閉店してしまうことだ。

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■11時~
 『餓狼伝説スペシャル』の大会が無事にスタート。事前エントリーのほかにも記念参加者数も多く、最終的には40人を超える参加者が集まった。これは俺たちがネイキッドロフトで実施している大会規模の参加人数だ。予想より少し人数が多かったことに感謝! またギャラリーもたくさん集まってくれた。



スガイディノス×ゲーセンミカド 『餓狼伝説スペシャル』北海道最強決定戦まとめ

 細かな内容はYouTubeのアーカイブを見ればわかるが、ミカド勢のアキラやGARO坊が大苦戦する波乱のトーナメントに。大阪勢の躍進と、今まで大会に出なかったため謎のベールに包まれていた「最強テリー使い」と称されるナナ選手の試合を配信に乗せて全国のみなさんに見てもらえたのは大収穫だ。まだまだ東京以外にも猛者はいる――ナナ選手の試合は久々にワクワクさせてもらった。

 大会が進むと順当に上級者が勝ち上がり、なかでもミカド勢のクマタロス選手がトーナメントのキーマンになっていく。クマタロス選手はガロスペ勢ならご存知、ビッグベア使いのトップのひとりだ。ビッグベアは投げキャラかつキャラランクも高くないため上級者同士の対戦はビッグベア側が苦しんで苦しんで……最後に逆転(もちろんnそのまま負けることも)という展開になりやすく、ゲームを知らない人でも感情移入しやすいキャラである。

 ゆえにこの日もクマタロス選手は会場や配信視聴者の声援を一身に受け、キャラ差をものともしないテクニックで難敵をくだし、そのまま優勝へ。できれば北海道の選手に優勝してもらいたいという願望はあったが、これはこれですごい盛り上がったし、良かったのではないだろうか。最後に佐々木部長にマイクで挨拶していただき、大会は無事に終了となった。

■13時~15時30分
 『ガロスペ』大会が終わり、ゲーセンミカドのイベントスペース持ち時間はまだあったのだが、ガロスペ対戦台10セットは大会後もフル稼働しているため、変に余興はしないことに。なぜならばこの状態が一番インカムが良いからである(笑)。ただし、配信台にアキラやナナ選手に座ってもらい野試合配信を実施。



 これってまさにゲーセンミカドの姿そのものではないか(笑)。また、ガロスペ大会中でも、『アカとブルー タイプレボリューション』のロケテは列が途切れることがなく絶好調! こりゃあ秋葉原のロケテのインカム超えるんじゃないか? マジでそんな勢いだった。当日までまったく意識していなかったが、当日のスガイディノスのタイムスケジュールはざっくりと――

・開店から夕方 ゲーセンミカドコラボ大会
・夕方から夜帯 高橋名人のトークライブ
・夜帯 ZUNTATAのライブ

 こんな感じでゲスト陣の持ち場が決まっていた。

 そういう意味でミカドのコラボ企画は開店からの集客、インカム上昇という責務を果たし最高の形で高橋名人のトークライブに繋げられたかなと。いやぁ、しかし恐ろしいのはやはり『アカとブルー タイプレボリューション』だ。あのゲームだけは開店から閉店まで人が途切れずフル稼働。ロケテという物珍しさもあるが、イベントには目もくれず(笑)、札幌シューティング勢がスガイディノスの開店から夜帯までのインカムボトムを支えているようで嬉しかったし、マジで衝撃的であった。

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 ゲーセンミカド出張勢の主な仕事は夕方には終わり。撤収作業もあらかた済んでひと段落したわけだが、俺だけは夜帯にライブでギターを演奏しなければならない(笑)。

 長くなったので、そのへんは次の最終回でレポートしたいと思う。

(つづく)