閉じる
閉じる
×
事件は常に現場で起こる(まあそりゃそうだ。)
94年当時、アルバイトの私は早番シフトで出勤。眠たい目を擦りながら正面の入口の鍵を開けて店内に入る。違和感……。
あれ……? 両替機が開いている。
閉め忘れかと思い、奥へ進むとメダル貸機も開いたまま。
店長、疲れていたのだなと思いながら事務所に入る。このとき昼間の金庫番をやっていたので、オープン時間までに前日に回収したお金を両替機に戻す必要があった。
制服に着替え、事務所の金庫を開けると……なにもない!
泥棒か!? でもそんな形跡はない。慌てて店内を確認(どこに潜んでいるかわからないので、トイレやら倉庫など、隅々を確認)。
すべての両替機は、硬貨を残し紙幣のみ綺麗に抜かれていたのだ!
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。