編者は三国志時代の大学者・邯鄲淳である。
原本は散逸していたが、20世紀に魯迅が自著『古小説鉤沈』に纏めた。
各話毎の題名は底辺亭底辺によるもの。
【目次】
倭の阿Q、魯迅先生を添削する (序文)
長竿入城
コードは完璧!
偽鳳凰と真の忠義
忍法・木の葉隠れの術
山彦謁見式
完璧な書式
孔融、煽りスキルに感心する
ヘソからスモモ
純潔の乙女
吝嗇老人、全財産を貸す!
張温道中記
永遠の愛
先見的三行半
呉名物筍料理
洛陽珍味酪蘇料理
都に美味無し
火の手、あまりに早く
名医の療法
君子、楽に成る
大盤振る舞い香典
塩加減
便所肉
県令府冤罪事件
父さん! 僕が勉強しないのは早くに父を亡くした所為なんです!
自分の鼻を噛む方法
木霊弔問
意義は参列することにあり
五臓菜園
史実は笑話より愚なり (跋文)