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曲直瀬道三天下を献上する (醒睡笑)
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曲直瀬道三天下を献上する (醒睡笑)

2017-07-26 10:44
    本作の原典は、醒睡笑巻の四「唯有」の章である。
    醒睡笑には話毎に題名が醒酔笑巻の八 「祝い済多」の章より

    アニメ版は下記URLリンクにて公開。 
    http://www.nicovideo.jp/watch/1501033443






     
     
    名医・曲直瀬道三が初めて信長に謁見した時の話。
    その時、道三は進物として扇子を二本だけ持ってきた。
     
    居並ぶ信長の近習たちは
    「献上品がたった二本の扇子とは少な過ぎるのではないか?」
    と呆れ騒めいた。


     
    だが、道三が奏者に
    「これは、信長様に目出度く日本(二ホン)を手に入れて下さい、と云う意味の進物です。」
    と言上したので、群臣はみな感動した。

     
     
     
     

    曲直瀬道三は戦国期の医師。
    皇室を始め、足利義輝・三好長慶・毛利元就らの有力大名の診察にあたった。
    貴賤の分なく医事に尽くし、多くの後進を育てたことから医聖と呼ばれる。
     
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    (曲直瀬道三肖像画)



     
    類似の逸話は信長公記にも見られる。
    (公記における献上者は道三ではなく里村紹巴である。)
     
    二本の扇子を紹巴から献上された信長は
     
    「二本(日本)手に入る今日(京)の喜び」
     
    と云う歌を上機嫌で詠んだと言われている。
     


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    底辺亭底辺の「今日も底辺!」
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