「いたたた……派手に突っ込んだのはいいけど、みんな無事か?」
ダイスケがそう言って身体を起こす。
思い思いに立ち上がった彼らの目に、とんでもない風景が飛び込んできた。
見渡すかぎりの闇の中に、所々で光り輝く星々。
先程まで嫌でも耳に流れ込んできた戦いの喧騒も聞こえてこない。
たとえるならばプラネタリウムのように、静寂な世界が広がっていた。
「ここが魔王城……というより、宇宙……ですか?」
カインが戦々恐々とした面持ちで、誰ともなく問いかけた。
その言葉を聞いたマコトは瞳を輝かせて叫ぶ。
「すげー! ケンタ、俺達宇宙空間にいるぞ! 宇宙ヤバイ! ひゃっほー!」
「この俺がとうとう宇宙に降臨するなんてな! 夢のようだぜ! うおおおお! 銀河のパワーが俺に宿る! 銀河メン!」
宇宙好きなマコトとケンタは興奮している様子だ。
ナオキといえばこの超展開についていけないのか、はたまた流れに身を任
コメント
コメントを書く自分が特別な存在じゃないって気付いた瞬間って本当いたたまれないですよね。
挿絵の表情も相まって過去の色々な勘違い系の記憶が押し寄せてきました。
特にケンタ君の表情が素晴らしいです。これからの展開楽しみにしています。
まさか4人それぞれの相棒って一番最初の戦いに出てきたパーティーメンバーと同じ…?
とか思ってたら伏線だったんですね!なんだってこんなに面白いんですか!!!
続きが楽しみです!
相変わらず面白かったです!
でも最後のマコトの台詞には少し胸が痛くなりました。
このまま4人が勇者になると思っていたので…
これからの展開、気になります!!
続きが楽しみです!
ダイスケガードわろた
そして最後のケンタの顔がww
かこつです!!
ケンタの顔(´゚Д゚`)クッソワロタwww
最後の呟きが虚しすぎて泣けたwww
ケンタの顔ワロタwww
続きが楽しみです( ^ω^ )
違う意味で泣けるわwwww
漆黒堕天使に別れを告げる時が来たか?w
まさかの相棒組が勇者パーティーだったとはw
最後のマコトの呟きになんか切なくなりました(´・ω・`)
その前のケンタの顔で吹き出しましたけどwwww
続き気になります‼︎
まさかの展開です!
マコトの呟きに切なくなり少しポロリと涙が出そうになりました…。
気付くの遅い・・・。
でも、なんだか悲しいですね。
今まで自分が主人公だと思って頑張ってきたのに、本当はモブだったなんて。
しかも、他の勇者が魔王を倒すのを黙ってみているしかないだなんて。