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先日、東京の友人から見事な桜の写真が送られてきました。
NYにも桜の木はちらほらとあり、春になるととても綺麗に咲いてくれるのですが、でもなぜか別の花のような感じがして不思議です。そんなときに自分は日本人だなぁと改めて思います。
NYはこの数日寒さが戻ってきて、今朝はなんとマイナス2度まで下がったので驚きましたが、街路樹は負けずに白い花をたくさんつけて「春だよ!春だよ!」と街行く人々に教えているようでした。
夕方買い物に出かけると、近所にあるワイン屋のディスプレイも春らしく模様替えされていました。
NYは素敵なディスプレイの店がたくさんあるのですが、ここの飾りつけはハントメイドな感じが微笑ましくて、どの季節でも通り掛かるたびに楽しい気分になります。
一見ラフに見えながらも、じつはアイディアを練って丁寧に準備したんだろうなぁと感じる部分が多くて、ワインを買う予定がないのについ立ち止まって、ジ〜っと窓の中を観察してしまうのです。
今回も、マリーゴールドの花を糸で繋げたリースや、絞染めの布、ちょっとした小物も何気なさが良い塩梅で、すごくいい感じ。
いつも改装しているところを見たいなぁと思うのですが、一回も遭遇できたことがありません。きっと夜中か早朝なのかな......。
近所のスーパーに行くと、そこでもルバーブやRAMP(ギョウシャニンニク)、ゼンマイなど、春の香りのする食材が入荷していました。ルバーブがとても良い色だったので、試しにジャムを作ってみようと買うことに。
日本とはまた違いますが、こんな風にアメリカにも春らしい風情があって良いものだなあと感じるようになりました。
NYに住んで4年目にして、やっとこの街に自分が馴染んできたように感じる今日この頃です。
日が暮れる帰り道、先ほどのウィンドーは夜の明かりに照らされてまた違う顔を見せていました。
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