寝ぼけたカラダを快適にスタートさせるためには、体温を上げるタンパク質をたっぷり含む大豆を朝食に摂りたいもの。大豆は食物繊維やミネラルなどの栄養素に富んでいるうえ、大豆に含まれるイソフラボンは卵胞ホルモンに似た働きをし、女性らしい体づくりをサポートしてくれるのです。

つまり、朝食にみそ汁を飲むのは大変理にかなっているのですが、「みそ汁を作る時間がないよ〜」とお嘆きの方は、2分で作れる豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」はいかがでしょう。

台湾の朝食メニューの定番・豆乳スープ

台湾では大衆に好まれる朝食メニューで、胃に優しく腹持ちがよいのが魅力です。作り方もとっても簡単。温めた豆乳に酢をぐるっと回しがけるだけで、ドロっとしたスープが完成します。あらかじめ刻んでおいた薬味や具を混ぜて、お好みの味付けでどうぞ。

2分で作れる!台湾流・豆乳スープ「鹹豆漿」レシピ

<材料(1人前)>
・無調整豆乳:200ml
・酢(黒酢がおすすめ):大さじ1
・お好みの薬味・具:(針しょうが、長ネギ、シャンツァイ、ごま、桜エビ、ハムのみじんぎり、ザーサイや漬物のみじんぎり、しらす干しなどが合います)、ラー油、しょうゆ、ポン酢など

<作り方>
(1)豆乳をレンジでチンか、火にかけて温めます。
(2)丼ぶりにお好みの薬味や具を入れて、1を加えます。
(3)酢を回しかけると凝固が始まります。
(4)ハムや漬物の具であれば塩分は十分ですが、お好みに応じてしょうゆなどで味付けを。
(5)油条(揚げパン)を加えると本場の味に。フランスパンの薄切りやクルトンで代用してもよさそう。

朝一杯の鹹豆漿で、元気に一日をスタートしましょう!

(さとう葉)

Main Photo by Atsushi Tadokoro via flickr.

※この記事は2013年4月に掲載したものを再編集しています。

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