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足のにおいには重曹を。美容皮膚科医に聞く、夏のフットケア対策
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足のにおいには重曹を。美容皮膚科医に聞く、夏のフットケア対策

2017-06-07 22:00
    そろそろ足のにおいが気になる季節。ムレや汚れから逃れられない足の裏は、食生活や運動だけではケアしきれません。そんなとき目にしたのが、「美容皮膚科医がすすめる、いま人気のお掃除アイテムでできる足のにおいケア」について書かれたコラムでした。 身近な「重曹」が足のにおい対策に役立つ

    特別な専用グッズを買わなくても、話題のお掃除アイテムで足のにおいをケアできる、というコラムを書いていらしたのは、美容皮膚科医の菅原由香子先生。さっそくご本人に確認してみました。

    「きちんと洗っていてもにおいが取れない。そんなときは、重曹を使うとにおいが気にならなくなります」

    あらゆる汚れやにおい落としに便利なアイテムとして人気の「重曹」が、足のにおいケアにも役立つそうなのです。

    使い方は簡単。洗い場で、足の裏と足の指の間に重曹を塗りこみ、数分おいて洗い流すだけ。これでにおいが気にならなくなるとのこと。

    「重層はアルカリ性。足のにおいの元は酸性物質なので、中和してくれるんです。においがしみ込んでいる、古くなった足の角質を、やさしく溶かしてくれます」

    重層は食用でもお掃除用でもOK。薬局、ホームセンターで入手できます。ほかにスーパーの製菓コーナーで「ベーキングソーダ」や「タンサン」と表示されているものも、重曹です。

    洗い方にもコツがあるそう。

    「足は、きれいになるまでやさしく丁寧に洗うのが大原則です。指の間も爪の溝も洗いましょう。角質を削ってしまうようなゴシゴシは禁物。目では確認できない細かい傷がつき、そこから悪い菌が感染しやすい状態になります。あくまでもやさしく丁寧に、です。」

    におう前にはじめたいフットケア

    重曹を使う以外にも、足のにおいをケアするおすすめの方法がある、と菅原先生。

    「足のにおいの原因は、雑菌が繁殖してくさい物質が作られることです。雑菌は高湿度、古い角質、皮脂等が多い環境を好むので、暑くて汗をかきやすい夏には靴の中は雑菌だらけになり、におうのです」

    重曹はすでに気になるにおいがあるときに使えばよく、そうなる前であれば以下の方法でも十分ケアできるそうです。

    ・合皮、合成素材で足を密封する靴を避ける

    足の裏には汗腺が豊富で、1日にコップ1杯の汗をかきます。通気性の悪い靴の中は、ものすごい湿気になります。合皮やゴム製の靴を避けます。

    ・通気性のよい靴下を履く

    靴下の素材は通気性のいい綿を含んだものにします。足の指の間の通気性も良くするには、5本指靴下も有効です。ストッキングは通気性が悪く、においのもとになりがちです。

    ・素足にサンダルがベター

    夏は素足にサンダルの方が良いですね。ただし、サンダルの足にあたる部分の素材が通気性の悪いものだと、素足でもにおいます。座っているときに足が靴に触れている部分をずらしたり、指の間を広げて、空気の入れ替えをしましょう。

    ・靴の除湿

    靴の湿気対策として、毎日同じ靴を履かないようにします。天日干ししても良いものは、紫外線消毒を。革製の靴は日陰の風通しが良いところに干しましょう。

    あげられた予防方法は、どれも毎日の生活でちょっと意識すればいいことばかり。これなら、今年の夏足に自信が持てそうです。

    お話し伺った方:美容皮膚科医 菅原由香子先生

    [「20年間肌荒れに苦しんだ皮膚科医が教える美肌法 / 美容皮膚科医 菅原由香子」]

    Photo by gettyimages

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2017/06/062840foot.html
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