この時期、冷え性に悩める女性たちは厚着をしがちで、と同時に「ムレ」や「体臭」に思わず敏感になってしまうもの。体臭や足の匂い、デリケートゾーンの匂いが必要以上にきついと感じる時、それは洗濯洗剤を見直すいい機会なのかもしれません。

洗濯物に残る微量の洗濯洗剤が原因?

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洗濯洗剤が原因で体臭がキツくなる、というのはにわかに信じられないことのように感じますが、実際にそのような症例が世界中のあちこちで報告がされているようです。

通常私たちが洗濯洗剤を購入する際には、匂いと汚れが落ちることを最優先されるため、蛍光増白材や漂白剤などの化学物質には目を向けないもの。口に直接入れるわけではないので、実際に洗濯洗剤からアレルギー反応を起こすケースも多くみられるといっても、あまりピンとこないのではないでしょうか。

ランジェリーなどは小さく丸めて整頓するために、特にこの微量の洗濯洗剤が肌との化学反応を起こし、デリケートゾーンのにおいの原因となることもあるのだとか。洗濯洗剤や柔軟剤はきちんと量を測り、できるだけ正しく使うことで肌への負担を減らしたいもの。多くの魅力的な選択肢のなか、アレルギーなどの体質・肌の状態などを考慮、自分にあった洗濯洗剤を選ぶことが大事なのです。

体臭の改善は、食生活から

体臭は外的要因だけでなく、主に口臭から推し量れるように、何を食べたかで決まることもあります。例えば肉やビール、玉ねぎ、にんにくやブルーチーズなどの香りのきついものを食べれば、それが匂いに影響を及ぼします。

年齢やホルモンの影響を受けた「加齢臭」、また「怒り」「緊張」などの感情と共に現れるストレスレベルによっても発汗量は変わり、体臭は大きく変化します。また、特に今の時期、寒い日には家の中にこもりっきりであり、運動をする機会もめっぽう減ってしまいます。汗をかいていないので喉も乾かず、十分な水分をとることもないために、これがきつい体臭の原因になることも。更に糖尿病や肝臓、腎臓などに関する深刻な病気のサインである可能性もあるのだとか。いつもと変わらない生活を送っているのにもかかわらず、突然酷い体臭が続くようなら、病院に行くようにしましょう。

デリケートゾーンに関しては様々なケア製品が見られるようになり、世の女性は匂いに敏感になりすぎた感もあります。ドイツでは産婦人科に来る女性の40%が、デリケートゾーンの洗いすぎで問題を抱えているという報告もあるほど。

ドイツでは、カップ一杯ほどのリンゴ酢を洗面器のお湯に混ぜて10〜15分ほど座ることで、pH値が健康的な状態になり、においの解消ができると民間療法もあるよう。自然の治癒力で、副作用もなし。やはり何でもやりすぎはよくないのですね。

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